おかんと軍団双子を観察している他人様には、基本的に




「最新型育児」




だと言われます。そりゃあそうです。一度に二人を育てるのですからマニュアル通り育てていては、1日




48時間必要だろうが、この野郎








そんな最新型母親に育てられた、最新型軍団双子は、おかんに負けず劣らずの最新型幼児です。


おかんだってイライラする時はあるのです。

だって



女の子だもん



涙がでちゃう。






「ドアで遊んじゃぁだめぇでしょぉぉ。てって、アイタタよぉ~♪」





おかん、ご丁寧に怒るのです。

軍団双子、当たり前に聞くはずもありません。





「ドアで遊んだらあかん、ゆうてるで。ママ怒るで。」





おかんちょっとだけキレてみます。

軍団双子、当たり前に聞くはずもありません。






「ごるあぁぁ!ドアで遊ぶなゆうとるやろが!@@@@@@@@(放送禁止)」






おかんはそれなりにキレてみます。

イヤイヤプリンセス1号はそれなりに言うことを聞くのですが

オラオラキング2号は全く聞く気がありません。






たぶん世の中の母親はこの時点で頭の中で何かが切れる音がし、

たぶん世の中の男の子はこの時点で何かしらの痛みを体験するのでしょうが





おかんの頭の中で何かが切れる音がしそうな時

行方不明の2号を探すとそこには





ガラスごしに




顔をべったりくっつけて




舌をべろ~んと出した2号の変顔が。






そしてドアを開けて






「見た?」






と満面の笑みの2号。






見たけど・・・・



ウケてしもたけど・・・・



ドアで遊ぶなゆうてるのに・・・・



聞く気ないし・・・・






ま、ええわ。






最新型母親の結論は「ま、ええわ」


最新型幼児の結論は「ウケたらよかろう」


















軍団双子のお言葉




ぶっちぎりダントツ1位予想のディープインパクト状態の1号と

親族一同全員からハルウララ扱いだった2号。




その皆様の予想を見事に裏切り

お言葉選手権は何と




ハルウララ2号がダントツぶっちぎり1位です。




ある夜




一人で隠れてイチゴを食べていたおかん。


見事に発見したハルウララ2号。


仕方なく「イチゴいるか?」と質問したおかん。




「てぃ・・・・?」


「いらんの?」


「てぃ・・・・」


「ほな食べるわ」


「てぃご・・・・・いてぃご・・・いてぃ・・・いちご・・・










イチゴほちい」



その言葉を聞いたディープインパクト1号が4コーナーを回って猛烈な差し。





「まぁま♪ くぅちゃん、チチゴ ほちい」





差されてなるものかのハルウララ2号が先行逃げ切りを目指す。




「あと、イチゴほちい。」





見事に連鎖反応の軍団双子。







「てぃごっ、ほちい、あと、てぃごっ」(イチゴ欲しい、俺にイチゴをくれ)


「くぅちゃん、ちご、ちご」(あたちもイチゴ欲しい)


「てぃごっ、あと、あってぃ」(イチゴ、俺が先や)


「まぁま、くぅちゃん、ちゃち」(ママ、あたちが先)







左右からイチゴを強奪されるおかん。


大皿に山盛りだったおかんのイチゴを、軍団双子が強奪したのでした。






それに気がついて以来、ハルウララ2号はおかんがこっそり何かを食べるタイミングで現れては




こでぇ!こでぇ!ちょらい!

こでぇ!とてぇ!

こでぇ!ちょらい!





まだまだ続く軍団双子によるおかんへの




逆虐待でした・・・・


5歳で6キロ。





おかん一瞬アホになりました。


5歳で6キロて・・・・うちの子何キロやったかいなぁ・・・・え~・・・6キロて・・・・え~・・・


新聞片手におとんに確認すると、うちの子は今1号が13キロ、2号が14キロ。





おかん驚きました。





ええっ!






5歳児が6キロという新聞を片手におかんが驚いた内容は






2号が14キロしかない事でした。




毎日「あんたは・・・あんたは・・・





鉄板か



と思いながら



大リーグ養成ギプスのような抱っこに耐え、


自動車追突実験のような体当たりに耐え、


餅つきの餅の気持ちになれるバンピングに耐え、



1歳10ヶ月だと言うと見事に「デカっ」と言われるほどに成長した2号。

おかんはもっともっと巨大なのかと思っていたのですが、2号が






たった14キロしかないという衝撃的な事実にしばし沈黙。






いったい・・・いったい・・・じゃああの鉄板のような重さは何なのか・・・・しばし悩むおかん。

その横で



「まんま、ほちい」(飯を食わせろ)



という2号。次から次へと食べる2号。負けじと頑張る1号。食べる1号と食べる2号。

もう既に大人と同じ分量を消費する1号と2号。



そして自分の分を食べ終わると見事に母親の分のおすそわけを貰いにやってくる1号と2号。










ある意味これって・・・・・・





逆虐待。