まずは芦名星にご冥福をお祈りします。
たくさんの方々を笑顔にさせ、たくさんの方々を救っていただき、一人の人間として尊敬しています。



 先日の三浦春馬さんの件に続くこのような事があって、自分自身考えさせられることが多かったです。

 正直、芦名星さんについては多くは知りませんが、昔に見ていたドラマに沢山出ていたという事は記憶していますし、芸能人をあまり知らない自分でも知っている方でした。



 立て続けに自分が知っている芸能人の方が亡くなるというのはとても悲しいものです。



 コロナによって志村けんさんが亡くなった時など死について触れる機会が長く生きれば生きるほど感じるでしょう。



 自分は死を恐れてはいませんが「大切な人が死ぬこと」にはとても恐れを持っています。



 人、いや、生命を持ったものは生き始めた瞬間から死のカウントダウンが始まり、死へと一歩ずつ近づいてきます。



 それを忘れてはならない事実として受け止め、明日も生きていられるという考えというの辞めることにしました。



 そうすることによって、自己の死ということを克服することが出来る一方でそれを他者へと押し付けていいものなのだろうかと考えることもあります。



 目の前で話している人、遠方にいる大切な人、恋焦がれているあの人。その全ての人々がこの「明日の命」が保証されていないことを知っていながら、そう思うことは失礼ではないかという考えも湧き上がってきます。



  しかし、それは「他者の死」への恐怖から目を背け、そう思わない言い訳なのではないかと考えてもみました。



 この世界一平和な国、日本ですら明日の命というのは保証されていません。


 だからこそ、自己にも他者にも後悔のしない生き方をしたいなと 今回の件で改めて感じました。


 他者の死を悲観することは簡単ですが、自分は他者の死から何かを学ぶことによって、少しでもその方への尊敬や生きていた証拠を心に刻んでおき自らの糧にしていきたいと考えています。


 自分があの世にいく時には天国には行けないでしょうが、お会いする機会があれば感謝をさせてください。


ありがとうございます、今までお疲れ様でした。