素敵なサロンで開催されている、ピアニスト田崎悦子先生による合宿型公開ピアノレッスン「Joy of Music」(通称:JOM)を2日間聴講し、ピアノを弾くことの楽しさや、ピアノの音の美しさのことで心がぱんっぱんっのまま、自分のレッスンへ
ハンン スケール+アルペジオ
Des dur + b moll
この調とは相性がよいのか「とっても軽やかに音の粒も揃って弾けるようになったけど、何か研究したの」と先生に驚かれてしまいました。やった~
とにかく音を聴いて聴いて、軽やかにレガートにと思いながら練習したこともあると信じたいけど、夏休みだから・・・(私の職場は8月の出勤が異様に少なくなるのです)というのが一番の理由ではないかと
先生も納得でした。あは
黒鍵から白鍵にまたがる音の幅が広くなるところは、特に丁寧に弾くよう心がけていくこと
モシュコさん 2番
出だし、右手のシンコペーションは途中で力尽きない最後はfffなので、最後までしっかりと力尽きない
毎日よく食べているわりには、演奏にエネルギーが転化できていないようで
もっと食べないとダメかしら
全体を通して、どこまでがフレーズなのか、どの音を目指していくのか、しっかりと目標をもって組み立てていくこと同じフレーズが出てくるところは、どう弾けばよいのか考えること
音に妙なデコボコをつけないこと
これらは全て、2日間聴講してきたJOMでも繰り返し繰り返し、田崎先生が伝えておられたことばかりで・・・こういう大事なことを、自分でどれだけ自分の演奏に反映させていくかが大切なのだなぁとひしひしと実感。先生からも「せっかく聴いたこと、なるほどと思ったことを、いかに自分に取り入れていくかが大切よとっても難しいし、言われたことをすぐ忘れてしまうけど
」と温かいお言葉をいただきました。
先生は、ご自分のレッスンのあとは、必死に思い出しながらメモをとられるとか。「それでも、忘れてることが多いし難しいわよね~」と仰る先生に、私は“帰って楽譜見て、この辺で何か色々と教えてもらったことまでは思い出せるけど、内容はスッカリ・・・
”と、お互いしみじみと苦労を分かち合った瞬間でした。
本当は速いテンポで仕上げていく練習曲だけど、私はこれ以上テンポをあげると崩壊するのが目に見ているので・・・テンポはゆっくりこのままでいいから、フレーズや音色に気をつけて仕上げていくように
シューマン 蝶々
8番から最後までを通し、これはこのくらいで良しとして、次の曲へ取り組みましょうと。12月のクリスマス会に向けて、タイムアウト的な終了
蝶々は、小さな曲が集まって出来上がっている組曲なので、全体を通して弾いたときに「今は、どんなテーマの曲なのか」ということを常に意識して、次々と頭を切り替えながら弾いていくことが必要
その中で色んなちょうちょを表現していくように
とのことで、一曲一曲を順に練習している時と、全体の大きな曲として仕上げる時とで、また異なった楽しみにあふれた作品でした
で、次の曲ですが・・・自分が弾いてみたい曲と、技術的に弾くことが可能な曲と、時間的な問題と、レッスンではなく発表の場で弾くのに向いている曲かどうか・・・といったところで、難航・迷走していて
ブラームスの6つの小品から間奏曲と、ショパンのワルツから何か、とか組み合わせて弾こうかとも思いつつ、気持ちが決まりきらなくて
You tube の旅は、まだまだ続きます