前回の続き

 

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私は、朝日が上がってくる海岸をお散歩するのが大好き。

自然と日の出前に目が覚めて、「さ、海だ!」と、弾むような気持ちで毎朝、海まで歩いていく。

 

海までは歩いて10分ぐらい。

その10分間の道すがら、菩提樹の大木に「おはよう!」をして、プルメアの花に「かわいい❤️」を送って、ご近所さんの可愛らしい家のたたずまいに、「いいねぇ👍」を投げて、海に到着。

 

朝日はシャンパン色に辺りをそめて、エフェクトがかかった世界。

ただでさえ、美しい海なのに、早朝の静けさとあいまって、完璧な美しさ。

自分の意識も波打ち際の砂になって、波に洗われている感覚がしてくるほど、この風景が大好きだ。

 

裸足になって、砂浜を歩く。湿った砂に、めり込む足の裏。時折、波が足を優しく撫でる。

 

こんなスペシャルな時間帯を知っている人は他にもいて、すれ違う時には、みんな笑顔を交わす。

 

すこし歩くと、砂浜と草場の境目で砂浜の方がはみ出して草場にちょっとした窪みを作っているスポットがある。そこに腰をおろして、静かに目を閉じて、穏やかな波の音、風が自分を撫でる感覚、匂い、まぶたを通して感じられる光、今感じられる全てを味わう。

 

ひとしきり、気が済んだら、立ち上がって、「さ、帰るか!」

 

世界は美しい!これほど、パワーをもらえることはない。