さて。
歯の悩みばーっかりなので、ちょっと違う話題にも触れていきたいと思います。
私のブログは、歯で悩む方と摂食障害で悩む方が見にきて下さっているので、摂食障害についても発信していきたいなと思いまして。
摂食障害になったキッカケ。
について考えてみました。
人それぞれ違うと思います。
皆、自分がそうなったキッカケは自分でわかってるんでしょうか??
直接的なキッカケは、
痩せたい。スタイルが良くなりたい。
こんな感じでダイエットから始まりだった。って方も結構多いのかな?と思います。
中にはストレス発散として食べてしまう。という方もいらっしゃるのかな。
ただ、摂食障害になる方って幼少期の出来事に何かしら傷があったりして、それが無意識に紐づいてる方もすごく多いですよね。
私も最初は
痩せて綺麗にならなくては。
という思想からでした。
でも、
痩せてると綺麗なの?
痩せてる事がどうしていいの?
太ってる事の何がいけないの?
痩せてると何か特なの?
今となれば本当にそう思うなぁ。
美味しく食べて笑って。それで良かった。
限られた人生、何のために苦しんで我慢してまで痩せてなくちゃいけないのかな?
誰の為の人生なんでしょうね。
私は、
「痩せて綺麗でないと幸せになれない」
って思っていたんですよ。ずっと。
綺麗な人は必ず皆痩せている。
痩せて綺麗でいないと誰からも愛されない。とも。
これは私の幼少期に紐づいています。
(近いうちにブログで吐き出しますね…)
そもそも、健康の為に痩せましょう。とかならまだわかるけど。
そんな必要もなかったんです。
私はとても人の目や、周りからの評価を気にする人間でした。
昔ほどではないけど今もその傾向はあります。
ふと思ったんですよ。
アフリカとかの秘境の奥地で自給自足なんかで暮らす原始的な部族の人達。
彼らは食べたくないとか太りたくないなんて考えませんよね。
テレビで綺麗な女優さんを見て自分と比べてガッカリしたり。
SNSで華やかな生活を送ってる誰かを見てそれを羨んだり。
そんな事ないでしょうね。
人間の基本を忠実に生きてます。
その日生きるために食べて、寝て、楽しい事があれば笑う。
私達はたくさんの便利なものに囲まれて、食べるものに困る事もありません。
人生を華やかに彩るアイテムが周りに溢れています。
でも、
彼らと私。どっちが幸せ?
ふとそんな事も考えたりしました。
私は
「まぁ自分の事そんな嫌いでもないや。」
って思えたある時から、とても生きるのが楽になりました。小さな事に幸せだなと素直に感じられるようになったのもその頃からだったと思ってます。
人と自分を比べたりする事も無くなりました。
誰かを妬んだりする事も無くなりました。
できない事はできない。
ダメな部分も含めて私。
そう思う事もあれば、
できない自分を責めて、嫌になる時もあります。
「もっと美人に産まれていたら」
「もっと裕福な家に産まれていたら」
「もっとみんなみたいに愛されたい」
子供の頃に何百回も思いました。
友達の家と自分を比べて羨んだ事も多々ありました。
誰かと比べちゃダメなんです。
比べる意味がないから。
私は私で産まれてきて、この世に1人しかいません。
そりゃーさ、美人にお金持ちの家に産まれて親に愛されて育って〜とか、そっちの方が羨ましく見えるよ人間だもん。
でもそんなのもう仕方ないしさ。
環境のせい、周りのせいにして生きても自分が変わらなきゃ何も変わらない。
でも、やっぱり人間弱いから、何かのせいにするとラクなんですよね。私はずっとそうでした。
そもそも、もしも○○だったら。なんて考える必要もないと思うんです。
だって今こうなんだから。
過去は変えられません。
だからこそ、過去のことを後悔して悩むのはもったいないですよね。
同じ失敗を繰り返さないよう、今より良くなるよう、前に進むしかありません。
とは言え、歯の事だけはそんな簡単に割り切れずに病んで病んでここまできてしまいました。笑
「もしも今、歯があったらどんなに幸せだったかな。」
って何百回考えたかわかりません。
今もそりゃ考えます。
死ぬほど嫌です。自分の口の中。
でもね、摂食障害が完全に治ってからは人生が本当に変わりました。これは間違いないです。
地獄から抜け出せなくて足掻く日々。
自分を好きになれず、周りも許せず、苦しんだ毎日でしたからね。
今苦しんでる方、沢山いらっしゃると思いますが…
ありきたりだけど、自分を大事にしてあげてね。って言葉が本当にしっくり来ます。
そんなに自分に厳しくしないで、甘やかしてあげてほしい。
頑張りすぎないでほしい。
みーんな、幸せになる権利があるんです。
きっと今までいっぱい頑張ってきたんだろうから、少し休んでほしい。
また摂食障害の記事も書いて行くので読んでもらえたら嬉しいです!