オランダに滞在したのはたったの3泊4日だったけど、思い返すと色々蘇ってきたので、今日も写真旅行行ってみよう!
オランダには、国際的な研修に参加するために行く必要がありました。
 
今まで、自分で旅行の手配などをすることが好きではなかったけど、留学研修中は色々な場所に自分の力で行く必要があったので、ずいぶんと調べて手配しました。とってもストレスでした。。
 
自分で手配したチェコ→オランダ路線、KLMに乗ってチェコからオランダを目指します。2つ前のブログより時間がさらに巻き戻る感じです。
 
KLMの客室乗務員の方はとても背が高い方が多かったです。水色の制服が素敵でした。
ただ、、このフライトで大変なことが起こったのです。
 
私の横に座っていた外国人の30代くらいの女性、最初は普通だったのですが、みるみる行動がおかしくなりました。呂律も回らず酔っ払いみたいにふらふらになってきたのです。客室乗務員にシグナルを送ったけど、無視されたので、どうしよう・・・と思い、投げ出されたバッグを拾ってあげたり、言われた通りに、チケットをしまってあげたり、離陸の時のテーブルをたたんだり、と、色々手伝いました。なんでだろうと思いながら。
そうこうしてるうちに、携帯を持ちながら寝てしまいました。よだれを垂らしてたような記憶があリます。とにかく普通じゃなかったんです。
 
私はその人が具合が悪くなって、死んじゃうんではないかと思い、飛行中ずっとハラハラしっぱなしで、とにかく気がきではありませんでした。
 
もうすぐ到着しそうになった時に、彼女は起きました。そこからは、みるみる普通になっていき、私に言いました。彼女は、何かメンタルの病気で、これまで一人で外出したことがなく、これが初のフライトで家族にも勧められて、自分を試す旅だったそうなのです。とても不安で不安で精神安定剤を飲んだら、意識が遠のいてしまったと。話しぶりは子供のような無邪気な感じでした。そして、自分で飛行機に乗れた、ありがとうとハイタッチされました。
 
そのあと、空港のどういうところで、携帯の充電ができるのか?など色々と聞かれ、わからないながら教えて、心配だったけど彼女は飛行機を降りて去って行きました。
 
よかったと思ったけど、大変でした・・・。
 
でも、この時思いました。私は、イギリスで、ナイチンゲール博物館に行ったり、医療の現場を見たりして、やたら人々がvocation(天職・使命)をいう言葉を使っていることに気づきました。イギリスはチャリティーが当たり前だし、そういう気持ちの人がもともと多いのかもしれません。
 
この時、仕事から離れて、毎日頭が空っぽで、哲学的な状態だったので、vocationという言葉と気持ちは深く心に染み入りました。で、この飛行機の中での経験を経て、私の使命は人を助けることなのかもしれないなと、ふんわり思ったのです。
仕事でも、プライベートでも人のちょっとした困ったことを助ける、そういう活動をして行きなさいと言われた気がしました。
 
多分毎日一人で、海外というなれない環境で、モヤモヤ考えながら生きてたので、スピリチュアル的に捉えてしまっていたのかもしれません。でも、そういう行動をこの旅行の至るところで心がけていたところ、いろんな場面で何かに守ってもらえてうまくいくことが多かったように感じました。
 
という色々あった、KLM。
この青色が、あの時のドキドキハラハラを思い出させる・・・。
 

 

 

空港でホッと一息ついて食べたコロッケと白ワイン、美味しかったんだよなーーー。ほろ酔いで、自分の力で到着できた達成感と、ひとりの人生の手伝いができた安堵感を感じながら食べました。いや、それだけじゃない、その後に待ち構えている国際研修に、私はついていけるのかという不安もあったと思います。色々な気持ちが入り混じった、スキポール空港。

思い出深い。思い出深すぎる。

 

 

 

イギリスでたくさんのラバーダックを買いました。オランダでも探していたんですが、いいものはなく、代わりに陶器のダックがたくさんありました。

ただ、この旅は長かったので、陶器など重くて壊れるものを買うのはご法度。見るだけで我慢しました。

可愛いね。

 

 

 

探してたら、先日のブログで触れた、フローニンゲンのNHホテルの写真がありました。本当にインテリアもお食事も素敵で、また行ってみたいホテル!!

インテリアが好み。

 

 

 

 

 

到着した日は曇りでしたが、フローニンゲンはこじんまりして過ごしやすい素敵な街でした。

ここも自転車だらけの街。

猫カフェもあったよ。スーパーはとても綺麗で、美味しそうな食品がたくさんありました。