人生の棚卸しその1 からの つづき。
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そして
引越しを決意してから
氣の遠くなるような工程を想像しながら
それでも ひとつひとつを思い通りにやり遂げたい私がいて
すべては やってみなければ わからない事で
更にそれを旦那にひとつひとつ事細かに説明していくという
それは
これまで 良くも悪くも
私の「察する」→「私がまず動く」→「殆ど私がやる」→「私がどうしてもできない部分を旦那にフォローしてもらう」で、ほぼ成り立ってた我が家の生活のパターンを
思いっきり覆す作業でした。
それまでは
「旦那 不機嫌」→ 「わたしビビる&とにかくまず原因察する&旦那の居心地いいように家事その他問題解決最大限努力」 → 「異常に疲れる」 → 「居ないとホッとする&寝込む。」のまさに悪循環ループ。
故に息子がまだ巣立つ前は
息子と二人で居るときが本当にいちばん平穏な空気感。(苦笑)
っていうのが 生活のベースにあって。
ただ、ここ数年
それはよろしくない、と
わたしの着目する界隈では騒ぎ始めてたので
いろいろ私に出来そうなことは
はじからひとつずつ 試み
少しずつ自己主張をはじめて
そして
ばななせんせいからの様々なアドバイスやヒントも試しながら
じわじわと今日に至るのですが
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それにしても
結婚生活 四半世紀近く
よくもまぁ
自分を押さえ込み 閉じ込めながら
独り相撲の一人コント大芝居
やってきて
今思うと本当にどれだけ
じぶんのこと蔑ろにしていたことか、と
改めて振り返って 恐ろしくなっています。
そんな 私をみてたら
それは 旦那も 理解不能極まりない
ただのモンスターにしかみえなかっただろうな、と。ほんとに ごめんなさい。
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そして そんな私とはうらはらに
旦那さまは この度の引越し
また今までみたいに
「お前がやらないから手伝ってやってるぞスタンス」なのかな、とビクビクしていたら…
なんと びっくりなことに
「俺の出番だ!」とばかり
使い物にならない私を横目に
火事場の馬鹿力みたいにテキパキと
わたしの希望も都度聞きながら
ほとんどの力仕事を
しかも嬉々としてやってくれて
今回の引越しのほぼ八割は
もうなんと旦那さまの実行力行動力で成り立ってました。(大拍手喝采)
元々動くこと大好きなひとで
考える前に動いてるぐらいで脳みそ半分筋肉で出来てるんじゃないか?(m(_ _)m笑)ってぐらいの体育会系理系人間。
やることさえつかめればこんなにいろんな仕事できるんだ?!と お口パッカーんの働きっぷり。
これまでもいろいろ動いてはくれてたのですが
その殆どが
「手伝ってやってる感」「しかたなく感」だったのが
なんと自らいろいろな角度から考えて動いてくれて、
しかも私に精神的負担がなるべくかからないようにひとつひとつ丁寧にとできる限り配慮してくれてるのもものすごく伝わって来て…😭
…ってか、私からしたら
いままであなたその才能ありながら
ずっと隠してたんですか?!状態。
…トホホ…
で、わたしは、あーだこーだこーしたいあーしたいって口でいってるのと
あと必要な情報収集や面倒な手続き関係担当で電話したり窓口行ったり必要な段取り組んだり交渉したり契約したり…の作業担当?
半分横になりながらでもiPhoneのおかげでそういった仕事はできるこの時代に感謝で。
そんなこんなで
このGWにやっと社宅をスッカラカンにできて、そこからは更に何かに取り憑かれたかのように二人で夢中になってピッカピカに大掃除して5/3に完全に退去。
その甲斐あり
連休明けの会社の引渡し立会いの時に
「25年住んでいた割にはとてもきれいですね」と お褒めのお言葉をいただけたそうで。
今回の社宅退去は
はじめて 自分として
旦那さまを巻き込んで
「他のことを気にせず」
気の済むまでできたことかもしれません。
で、いま こちら新居は
レッスン室がようやっと形になり
ぼちぼちお仕事も再開しつつ
いまは台所のパズル作業。
実際使いながらあーでもないこーでもないと外野の圧力?!もなにひとつ受けずに心ゆくまでのんびりとやらせていただいております。
それでもやはり新しい家、
いまは仲良くなっている最中で、身体も慣れなくてちょっと取り掛かってはまた横になって…の繰り返し。故にダンボール箱の減るペースも超ゆっくりで。
住環境の変化って
本来は これだけ心身に負荷がかかるものなんだと、いま身を以て体感しているところです。
これまでの引越し三昧で それが あまり感じられなかったのは
きっと
当時の若さ と 並外れた私の好奇心で
カバーができてたということなんですね。
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以上 ざっと ここ三カ月ほどの
私の状況でした。
もっと たくさん
これに更に
とんでもないことも
ジェットコースターみたいにいっぱいあったんですけどね。でも もう いいや。
あとは
捨てる神あれば拾う神あり
ほんとにね
いろんな みんなにたすけていただきました。
しかも絶妙なタイミングと距離感でね。
本当にありがたかったです。
ありがとう。心から。 × ∞ (無限大)m(_ _)m
…って、まだまだ
やっと起き上がった状態なので
無理せず ゆっくり
ひとつひとつ やっていきます。
ここまで 目にしていただいたみなさま
最後まで お付き合いを頂きまして
ありがとうございます。