レッスン中、生徒さんが泣いてしまう事は
たまにですが、あります。
その理由は勿論色々ですが、主に
①思うように弾けない(読めない)悔しさ
②直された事の悔しさ
③練習不足を指摘された悔しさ
④元々ご機嫌ななめで
④は主に未就学のお子様ですね。
その場合気持ちを切り替えるために
ワークをしたり色塗りをしたり、
リズムうちをしたり歌を歌ったり。
それ以外は主に、思うようにいかない
苛立ちや悔しさの涙ですね。
そのような時や、小学生以上の子が
ご機嫌ななめの理由で泣いている場合、
そのままレッスンを続ける事は出来ないので
落ち着くまで待ちます。
その時、必要以上に慰めの声をかけたり
励ましの声をかけ続けたりは、
私はしません。
そこにお母様がいらっしゃっても
いらっしゃらなくても
そうしています。
ただ静かに、
その子が落ち着くまで
待っています。
「落ち着いたらレッスンしましょう」
と声をかけて。
発表会曲の練習がいよいよ始まりました。
普段のレッスンに比べて
思うようにいかない事や
今すぐに出来ない事も増えてきます。
悔しくて涙が出てしまうのは
仕方がありません。
そこから段々と、
泣いていても出来るようにはならないか
それなら泣いてないで練習しよう
と、考えられる。
気持ちの切り替えが出来る。
これも、レッスンを通して身につけられる
大切な事だと思っています。