年が明けてしまった

とりあえず、リサイタルを終えてのことを書く
リサイタルが終わってから二週間以上経ってしまったと
書き始めたけれど書き終えれないまま下書きに保存していた
やっと続きが書けました


何か書こうと思いつつも
やっぱりなんだかうまくまとまらないまま
日々過ぎてしまって
その間にも色々と出来事はあり
もうどう綴ったらいいのかさえ
わからないけれど


リサイタルでは
言いたい事の半分も言えなかった
そんな気がしていたけれど
こんなもんかなって気になってきた
こんなにMC下手だったのに
任せてくれたメンバーには本当に感謝している
個人的には、すごくいい経験だったと思っています
大勢の前でしゃべる時の、時間の使い方、間の取り方
今までの映像を見て、私は早口だと気付いたから
リサイタルでは、ゆっくりしゃべるよう心掛けた
逆に言うと
今までは、MCにまで気を配る余裕なんて、なかったんだ
やっぱり演奏がメインだったから
しゃべる内容はいつも決めていたけれど
しゃべり方の研究はしてこなかったもんな


中学の時に、GLAYが好きな友達がいた
彼女はGLAYが大好きだった
私は、なぜあの子はGLAYが好きなのかと、疑問に思った
それがきっかけで聴いてみたら、私もそれが好きになった
当時の自分が求めていた価値観、世界を綴った言葉と旋律が
そこにあったから

高校に入って、また別のGLAYが好きな友人と出逢った
彼女は、今も一緒にライブに行ってくれる大切な人
彼女といっぱい話をして、過ごした高校時代
音楽が大好きになった
エレアコを買ってもらって、時折弾いていた
好きなのはギタリストのHISASHIだったから
いつもギターの音を意識して聴いていたのに
でもなぜか
弾きたいと思うフレーズは
魅力的に見えたのは
ベースラインだった
いつの日からか、ギターでベースラインをなぞっていた
いつかベースを弾きたい、という
当時はまだただの憧れだったけど

一年をはさんで大学に入学して
やっと自由になれた気がした
実際、そうだった

中学受験をしてきたから
小学校の頃は部活には入らなかった
中学に入学したころは、音楽にそんなに興味はなかったし
興味のあった自然科学部と、自然な流れで書道部に入った
今の理系のこういう進路に進んだのは
この時、自然科学部に入ったことも影響していると思う
高校はあまりやる気もなかったので
書道部一本で頑張った
とりあえず書道部は部長だった
書道に関しては、祖母も母も習字の先生で
自分も物心ついたころからずっとやっているという
意地とプライドもあったし

音楽系の部活にいたこともなければ
体育会系の部活をやっていたわけでもない
書道部なんて、まったくもって個人プレイだし
大学に入って解放されて
新しい世界に飛び込めると思って、わくわくした
歌も好きだったから
やっぱり音楽がやりたいと思った
どんな音楽系の部活に入ろうかと色んな部活に顔を出したけど
始めるなら、今しかないと思ったから
憧れの部活に、飛び込んで

それから3年
正確には2年と8ヶ月くらいかな
私の大学生活は、軽音と共にあった
気が付いたら何を考えるにも軽音が中心の生活だった
一週間は日曜日からスタートで土曜日が頂点


ギターは練習してて飽きちゃうけど
ベースは飽きないんだよなぁ…
なんでだろうね

ベース音が好き
自分が弾くならベース


ベースを弾いて
評価されるのが嬉しくて
次はこれを、次はここをもっと、と
ハードルを越えるのが
つらい時もあったけどそれ以上にすごく楽しかった

そう、言いたかったのはこの事
成長できることが嬉しくてたまらなかったんだ
そうして私は、ここまでこれたんだ

駆け抜けた一年
方向性や在り方を探った二年
全体を見据えた三年

長かったようで
短かったようで
でも、すごく充実した日々だった

引退して
その後の日々が来るのが怖かったけど
幸いなことに12月はイベントが多くて
寂しくはならなかった

まだ今は、夏休みや冬休みや春休みのような感覚
それがちょっと長いのかなって気分に
なるのかな

軽音を引退しても
培った仲間との関係は
そう簡単に崩れ去るものではないはずだと思うから

長い長い今までの学生生活の最後、大学
まだ、終われない


人生の夏休み
まだ、満喫させてね。