空き瓶にさした一輪の小さな桃色のバラ。
そろそろもう褪色してきて
でも約半月も生きると思わなかった
花束から溢れた子
今月が終わるまではこのままあいびちゃんの隣に。

昨日のバイト
先生以外では社員さんと私の2人の予定だったけど
社員さんが熱で来れなくて、私1人
先生と私だけっていうのは約5ヶ月ぶりで2回目
突然だったにも関わらず
うまいこと患者さんがばらけて来てくれたおかげか
なんとか、なんとかなった
少しの自信
ちゃんと応えられるかのプレッシャーにも
1人だと、嫌でも必要とされるから
求められるから
何よりも私の名前を、呼んでもらえるから
自分の存在を感じられるから
それだけで救われる


でも今は、踏み出せない
新しいことが怖くてしょうがない
逃げ出したい
逃げ出したいよー

行方不明にでもなりたい