日曜日、昼過ぎ
近鉄に揺られている
冬を彷彿とさせる冷たい風と
夏を名残惜しむような強い陽射し
秋はアコースティックギターの音がよく似合う
YUIを聴いて車窓を眺める
これからの季節が好きだ

昨日は楽しかったなぁ
アフターが寒い季節になってきた

今日はこれから、浪人の時の友達とご飯
その前に、読売書法展の母の作品を見てくるんだ

私がもし文系に進んでいたとしたら
書の道を選んでいたかなぁ

もし人生をやり直すとしたらいつからか
敢えて答えるとしたら中三か高一
なんにも勉強しなかった
でも、それでも自分の理想を捨てなかった
捨てられなかった
だから浪人してまで
行きたい学部を追ったんだ
おかげで
一年間苦楽を共にした浪人仲間もできた
今の同学年の仲間に出逢えた
大切な人に出逢えた
そう思っている

そうして進んだ学部、学科
二年生になって配属された講座
三年生になってこの前決まった研究室
やりたくて進んできた道
やりたい事ができるであろう道
皮肉にも、やりたい事は
浪人時代、苦手とした化学なわけで
最も苦手とした英語が不可欠なわけで
でも今では
向き合って行ける気がするよ



ストールが好き。