顕微授精再び
こんにちは。
今回は、NAC日本橋で受けた顕微授精の経過を書いていきます。
NAC日本橋へ転院することとなり、精子検査と並行して妻のホルモン検査なども終え、初診から約1ヶ月半で採卵となりました。
12個の卵子が採卵され、うち4個が胚盤胞まで成長し凍結となりました。
(ちなみに凍結できた卵子4つは全てM IIの成熟卵、それ以外は未熟卵)
その後、無事に移植も終わり、このまま順調にいけば妊娠10週まで定期的に受診することになります。
まずはD7、無事に着床ということで一安心…と思ったのも束の間、D10の朝に少量の出血。
次の受診まで間があるため、不安を抱えつつも、とにかく妻には安静にしてもらいます。その後は通院も電車から車に切り替えて、慣れない首都高でNAC日本橋まで通う事にしました。
D17で胎嚢が確認できましたが、形がいびつなうえ、血の塊が子宮内にあるので流産の危険性があるとのこと。出血がある間は、とにかく安静にするしかないということでした。
胎嚢が確認できても、これから順調に育っていくかどうか、まだまだ気が抜けません。出血が止まって安定するまで、妻はトイレとシャワー以外は寝たきりの絶対安静で過ごしました。
妻が安静状態の間、僕は仕事を休んで妻の身の回りの世話をしていました。
元はと言えば、不妊の大きな原因は僕にあります。それなのに、妊娠出産は妻の方が心身の負担が大きく、日々不安と闘っています。
せっかくここまで治療を進めてきたのに、妻に無理をさせて流産してしまったら、一生後悔する。
それならば、自分にできる最大限の事をやって夫婦でこの壁を乗り越えるべきと考えました。
長期の休みで職場には多大なご迷惑をかけてしまいました。それでも何とかお休みを認めていただけたこと、不在の間の仕事をサポートしていただいたこと、本当に感謝しています。
(続く)