物事の結末は別にハッピーエンドじゃなくてもいいんですよ、という話。
わたしは幼い頃から自分の母親に屈折した思いを抱いて生きてきたのですが、
7,8年前から決定的に仲がこじれ絶縁状態で現在に至っています。
子供の頃から、強権的な実母にひれ伏すように暮らしてたんですよねー。
実母は「正しい人でいなきゃ」の塊のような一面を持ちながら、
自身が車の運転中に気に入らない車(スピード遅かったり切り返しにモタついてるドライバー等)がいると、わざわざ窓を開けて「邪魔だよ!!」と怒鳴ったり
知り合いとの電話で相手が気に食わない対応だと急に無言で通話を切ったり、
まぁここに書けないようなこともたまにあったりのなかなかデコボコでアグレッシブな人だったわけです。
母のそんな矛盾?尖りすぎてるところ?は怖いけど普段からそうなので、わりと自分が大人になるまで疑問も持たずにいました(そんな状態が当たり前になっちゃうのが親子関係の怖いところだ)
しかし結婚を機に家を離れると、違和感や矛盾、彼女の幼児性などがだいぶ見えてきたんですよね。
で、わたしは今までこんな頭の悪い人に従って生きてきたのか、と母にはもちろんですが自分に1番腹が立ち。
そしてこちらが1番弱っているときにものすごい攻撃をしてきたり、平気で関係を切ろうとしてきたりで、とてもメンタルがもたないのでこの人とは関わるのはやめようと決めました。
わたしは母に似たのか「べきねば」がとても強くて、例えば今回みたいに揉め事や対人関係のトラブルがあると
『とことん相手と話し合って最後は理解し合って仲良くなる』みたいなハッピーエンドにしなきゃいけない!っていう思い込みがめちゃくちゃありまして。
そんなプロセスを踏まねば!!と長いこと思って心の重りとなっていたのですが(心の内を人に明かすのがそもそも苦手)、
関わるとほんと消耗するし母といるときの自分がとてもキライだし
だからかなりモヤモヤしたけど、思いの丈をぶちまけたいとも思ったけど、黙って捨てる事にしました(1度電話で「クソババア!!」と叫んだことはありました)
フェードアウトしてそのまま見えなくなるみたいなね。
で、そう決めたらとても気持ちが楽になりました。
あの人とはもう関係ないんだわ。
私の人生に関与してないんだ。
今までは、普段の生活の中で実母から受けた仕打ちやワケわからない罵倒などを事あるごとに思い出して怒り再燃、みたいなイヤなパターンを繰り返していたのですが、
それがほとんど出てこなくなって、心穏やかに過ごせるようになりました。娘とも前より仲良くなったりね