先日、我が家の小6息子が修学旅行へ行ってきた。
このあたりの小学生の行き先は日光で、東照宮や華厳の滝などを見学するド定番のコースである。
で、準備段階から息子に
「木刀は買ってくるなよ」と再三伝えていた。
木刀や五重塔のミニチュア、ペナント（細長い二等辺三角形の旗）などは、木彫りの熊くらいあってもしょーもな、なグッズの代表格だからだ（あくまで私の個人的見解です）
場所もとるしね。
しかも我が家には、夫氏が中学生だった30年前に京都修学旅行で買った十手が現在も部屋に置かれている（十手も腰くだけグッズだな）。
サビサビでマジでただのゴミだが、彼は「護身用だ
」と譲らない。
これのフサフサが紫のやつ。画像お借りしました。
そして息子氏が無事に帰宅し2日ぶりの再会を喜ぼうとした矢先、彼は鼻血をティッシュでおさえながら家に入ってきた
「は？どしたん鼻。」と聞いたら、一緒に帰っていた友達が、帰り道にお土産で買って手に持っていた木刀を鞘から抜こうとしたとき、その友達のヒジが息子の顔にヒットして鼻血が出たとのこと
何とマヌケな災難であることよ
かなり出血していたので慌てて処置をしたのだが、ふと息子の降ろしたリュックを見ると
あれほど買うなと言った木刀がここにも顔を覗かせているではないか
旅館の売店のものらしきレジ袋をあけると出るわ出るわ
大小4本もの刀がしっかり包装されて入っていた…
あれほど買うなと言ったのに
しかも同じような小さいのもこんな買ってどーすんの
息子いわく
「シルバーのやつは耳かきになってるんだよ
」だそうだ
だからなんだっつうんじゃーーー
ママは刀とか耳かきのためにおこづかいあげたんじゃないのよ
全部でいくらしたのかは聞く勇気なかったわ
男子のツボはマジでわからん。
しかし息子は小さいときから親の言うことを良く聞く優等生タイプだったので、今回もちゃんと守るだろうと思っていたのだが、これも自我の確立と成長の証かしら
ここまで見事に注意をスルーされたのは初めてだったのだが、びっくりとともにちょっと嬉しくもあった
友達とお揃いで買ったらしいし、それでウキウキしてるならいいか。
ママはありがたく刀耳かきを使わせてもらうわ
おわり
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