共働きだった両親に代わって
祖父母に育てられた
イマイチ愛情に欠ける(ように見える)母に代わって
わたしの心の拠り所となったのは祖母だった
文字通り無条件の愛情を注いでくれ
初孫のわたしをとても可愛がってくれた
妹やいとこが生まれても
わたしを特別だと思ってくれているのは
分かったし
周りの大人たちもよく
「おばあちゃんにとってまゆみは特別なんだね」
というようなことを言っていた
それから
わたしが結婚して長男を生んだ直後の
10年ほど前
祖母にすい臓がんが見つかり
そのときにはもうすでに末期で助かる見込みがなく
手術などはしないことになった
祖母には
「孫たちに弱っていく姿は見せたくない」という強い希望があったらしく
本当に危篤状態になるまで
母や母の妹(私のおば)、ごく近い親戚以外
ガンだということも私たちには知らされなかった(私の父も知らなかったらしい
)

いよいよ危ない、というときになって
「おばあちゃんは実はガンで長くない」と
母から聞かされ
気持ちの整理が全くできないまま
次の日病院に行くと
もう意識が全くない状態の祖母が
ベッドに横たわっていて
体をゆすって呼びかけても
一切反応はなかった
わたしは
「え、なにこれ…冗談でしょ?
いくら本人の希望だからって
なんでこんなになるまで何も言ってくれなかったの?
私とおばあちゃんの30年は何だったの?」と
悲しさと同時に
母と祖母に対して
ずっと1番信じていたものを裏切られたような
ものすごい怒りがわいた
そしてその日の夜中に
そのまま亡くなった
それからはただただ虚しいだけで
生後2ヶ月くらいだったはずの長男の様子も
そのときどうだったか全く覚えていない
なんだか
祖母が亡くなったという現実を
曖昧なままにしておきたくて
骨になってしまった祖母を見たら
耐えられなさそうで
不満げな母とおばを振り切って
葬儀は欠席した
そのせいもあってか
気持ちの踏ん切りがうまくつかず
今でも祖母への思いは全く昇華できずにいる
わたしは普段そんなに泣いたりしないが
テレビや映画、楽曲や小説などで
おばあちゃんがモチーフのものは
見ることがとても辛いし
嗚咽が止まらなくなったりする
ブログに書いたら少しは薄まるかなーと思って
こうやって書き始めてみたが
自分でもびっくりするくらい泣けてきて
ティッシュを大量消費してしまった

もう10年も経つのに
そしてカウンセラーという仕事を選んだのに
向き合う気力もまだ湧かない
でもしこりが残っているような
今の状態もなんとかしたいなぁと思う
ちゃんと自分の感情と向き合って
癒える日がくるんだろうか

1人でお墓参りでも行ってみようか

おわり
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