仕事でいろんな所を回っているが
一気に100年くらい遡ったような錯覚に陥る
場所がある
長い長い階段を登った先に
古いが見事な大正時代のような家屋と
手入れされたお庭が広がっている
場所があるのだ
↑のようなイメージ
(実際のところとは違います)
明治か大正時代のような洋風家屋で
(それもとんでもなく大きい)
太宰治とか芥川龍之介が住んでいそうな
お家だ
行くと
ちょっと不思議なオーラの
上品な高齢女性が
その素敵な玄関から出てきてくれて
このお家全体の雰囲気にぴったりだなぁと
お家そのものとその女性の存在感に
やや圧倒されつつも
深い森の中にあるその場所が
わたしはとても好きだ
ただ唯一難点があり
そこに行くには
徒歩で百数十段の階段を登らないと
たどり着けない

他のルートはないんだそうだ

急いでいるから走って駆け上がるが
「もうダメだ、死ぬ……(o_ _)o パタッ」
と
2回くらい思った先にある

日頃の運動不足が祟って
いつも途中でふくらはぎが悲鳴を上げて
足が進まなくなるから

アスリートのトレーニングじゃないんだから
たどり着く先が
その素敵な場所じゃなければ
頑張れないところだ笑
でも
ここを途中止まらずに登れるようになったら
きっと身体も引き締まって見事なボディラインになるはずだわ

いつも用が済んで戻る途中
実は全て幻だったのでは
と

階段を降りながら後ろを振り返ったり
してしまう
笑

魔法みたいなところだなぁ🪄✨🤍
そんな素敵なところへ
ゼーハー死にそうになりつつも
ウキウキお邪魔しています







おわり
