書いてこなかったな
結婚したり子供が生まれると
自然とそういったものは縁遠くなるというか
あまり現実感が伴わない
若い頃は恋バナ大好きだったのに

わたしは自己肯定感が激低だったので
彼氏にすがるような
この人に嫌われたら人生終わる
と

思いつめて
いいなりになるような
そんな付き合い方だった

(選ぶのもいつもオレ様系の人
)

すがりついていたのは
孤独が何より怖かったからで
その頃はまだ
「自分を1番孤独にしてるのは自分」とかも知らなくて
極端に言えば
そばにいて優しくしてくれるなら
誰でも良くて
(なので付き合った人数だけは多い
)

孤独になる恐怖が恋愛感情にこびりついて
全然自分を出せなかった
親からすら愛されないわたしが
恋人にも見放されて誰からも必要とされずに生きるなんて
辛すぎて無理だわ、と思っていて
本当は自由にやりたい数秘5の人なのに
すごく我慢して合わせてたなぁ
いつもイライラしてたし

自分には愛される要素や
いいところはゼロだと本当に思っていたし
そんなわたしを好きになってくれる稀有な人は
逃しちゃいけないと思っていた
でも社会人になったばかりの頃
友達が
『まゆみに合うと思うから』と連れてきた人が
とても懐が深くて相手を尊重してくれる人で
(見た目は芸人の見取り図の盛山似
)

素敵な人で
その人と付き合ってとても救われた

こちらの話を聞いてくれる
否定しない
自分の希望と相手の希望をちゃんとすり合わせて提案してくる
何でそう思ったの?と聞いてくれる
こちらが話すのを辛抱強く待つ
などなど
わたしにとっては目からウロコなことばかりだった

(あ、これって普通?
)

いつもイライラしてたのに
暖かい気持ちでいられて安心できた
残念ながらご縁がなくて別れてしまったけど
彼には今でも感謝でいっぱいだ

(だから先月のM-1は見取り図を応援してた
)

あちらももう結婚して子供もいると聞いたけど
とても服装に気を使う人だったので
変わらずにオシャレで紳士でいてほしいなと思う
