最近の芸能人の不倫報道を見てて
自分の身の周りに起きたことを思い出した
かなり昔だけど
わたしのわりと近い親戚の人が
旅行中に心不全だか脳卒中だかを起こして
急逝したことがあった
びっくりしたけど
もう結構高齢で(当時で70才前後かな)
まぁそんなこともあるかと思っていた
でもあとから
奥さん以外の女性と温泉旅行中に
亡くなったと知って



ほんとーーーにびっくりした



(既に孫もいるおじいちゃんだったしね
)

腹上死という言葉もそのとき初めて知った
(実際そうだったかは分からないけど
)

奥さん始め家族は全然知らなかったようで
(そんなことあるのかな
)

子供みたいな年齢だったわたしは
詳しくは知らないけど
かなり修羅場だったようだ
恥さらしだ、とか
なんてことしてくれたんだ、とか
世間体を気にする
昭和が色濃く残るコミュニティの田舎だから
周りはとても怒っていたけど
わたしは不思議と腹は立たなくて
逆に
「〇〇さんやるじゃん!!」と
不謹慎ながらも思っていた
長年連れ添った奥さんや家族を裏切る形で
悲しませたり迷惑かけたのも本当だろうけど
とにかく他人の目を気にして
お互い監視し合っているような地元の空気に
風穴があいたような気がして痛快だったからだ
多分地元ではいまも語り草になっている笑
親戚のおじさんも同じように
気詰まりだったのかなぁ
最期幸せだったのかなぁ
裕福だったから
奥さんにもいい暮らしをさせていたし
きっとどっちも大事だったんだよね
(余計なお世話だな
)

自分が奥さんの立場だったら
やっぱりものすごい腹立つし悲しいけど
憎めないと思う
あのときの人間模様を見てて
不倫ていろんな側面があるんだな、
ということを知った
不倫ダメ、ぜったい
犯罪です
みたいな空気になってるけど
本当に個人的な問題だから
外野がどうこう口出すのはお門違いだし
そんな筋合いもない
それに実はそんなに人のことに興味ないのに

ただ日々のうっぷんを
分かりやすい不道徳な出来事への怒りに乗せて
発散してるだけだ
不倫した芸能人は
それのいいハケグチにされている
自分は今のところ
不倫したいと思うほど心奪われる人はいないけど
ぢんさんがいつか言ってたように
どっちも好きで大事です、じゃダメかな?
相手や感情をコントロールするのなんて
無理だしね
仕事全部降ろされたり何ヶ月も自粛生活したり
謝罪文を世に出したり
なんか息苦しいな、と思う今日この頃です
