数年前に夫の実家へ遊びに行ったときのこと
そのときはまだ夫のおばあちゃんが健在で
自分の孫にあたる夫を見てニコニコしながら
訪問をとても喜んでくれていた
「あなたが来てくれるのが1番嬉しい
」

「お仕事すごく頑張ってるみたいじゃないの」
と、それはそれは幸せそうで
私の家族や親戚には人に対して
来てくれて嬉しい、とか
あなたの事が大事だ、とか
頑張っててすごいね、とか
プラスの感情を表に出す習慣がほぼなかったので
恥ずかしげもなくそういうことを話すおばあちゃんを見て
すごくカルチャーショックだった

で、夫や義妹が子供の頃の話になったとき
「おばあちゃん、〇〇君(夫)のこと『我が家の皇太子』って呼んでかわいがってたものねぇ
」

という義母の話に更に衝撃を受けた



おばあちゃんは夫のことを
「皇太子」と呼んでそれはそれは大事に、
かわいがって育てたらしい
「あなたの存在は素晴らしい」の極みで
夫は存在給がとんでもなく高かったんだな、と
あまり愛情を感じられずに育ったわたしは
かなり羨ましく思った
夫の実家は根がとても暖かいというか
顔色をうかがうとか
誰かの悪口や不平不満が飛び交ってるとかがない
みんな楽しく笑い転げているし
気さくだし優しくて愛にあふれている
(そんな中で夫はやや異色だけど
)

嫁の私にもとても良くしてくれて
本当に感謝しているし大事な人達だなーと思う
ベースが
世の中は冷たくて油断できないという信念?の
うちの実家とは全然違っていて
夫には腹立つけど
こんな風に大事にされていいんだよ、ということを教えてくれる
私にとっての神なのかもなーと思った
夫が皇太子なら私は皇太子妃だね

いるだけで素晴らしくて周りを幸せに
するじゃん



マスターコースに通っていたとき決めた
セルフイメージ
「わたしは存在するだけで周りを幸せにするみんなのアイドルです」
を思い出した

やっぱり夫は神かもしれない
