朝5時、激痛で目が覚める。
もとい就寝中も激痛で幾度か目覚めていた。

痛い。薬を服用しなければ…。

朝食を摂るため四つん這いでコタツへ走った。天板に両肘をついて右脚を若干伸ばし気味にする。この姿勢が一番痛みに耐え得る。そしてその状態で食事を摂る。食後に気付いたが、処方された薬は座薬なので食事の有無は問わないのだった。コーヒーガムを摂るのに必死なイギーの如く、四つん這いでコタツに向かった自分を恥じた。

横たわり座薬を挿入、痛みが退くのを待つ。30分ほど経ち、効いてきたのか痛みレベルが9→4になった。痛みが退く=脳が痛みを忘れると、今日やるべきこたが脳裏に浮かんできた。

1.会社連絡
2.かかりつけ医に受診

先ずは1.会社連絡
始業時間を見据えて会社に電話連絡。事の顛末と本日の受診後に再度電話にて結果報告をする旨を伝えた。

次は2.かかりつけ医に受診
正直なところ、この地に転居して間もない私にかかりつけ医は存在しない。インターネットで検索し、最寄りのH整形外科がヒットした。どうやら嫁の周りでも名の知れた整形外科らしい。ここで受診しよう。診察時間をチェックし、電話をしてH整形外科に向かった。

H整形外科に着くとすでに多くの患者で賑わっていた。受付でレントゲン写真を手渡し30分は待っただろうか。名前を呼ばれ診察室へ入る。
レントゲンを見ながらの問診ではヘルニアの状態がわからないこともあり、すぐにSLRテストとFNSテストが始まった。それぞれ仰向けとうつ伏せで寝て脚を挙げたりして現れた痛みから神経の障害などをはかるテストだ。つま先立ちも出来、足首にも力は入る。だが臀部からもも裏とふくらはぎの痛みは顕著に現れた。
結果としてはヘルニアが疑わしいとのことでMRIの撮影を指示された。

医者「当院にMRIの設備は無いので、提携してる〇〇市の総合病院か紹介状を書くので最寄りの総合病院で検査してきてよ」

(最寄りの総合病院というのは昨日救急で行った病院だ。ここは一刻も早くMRI検査してくれる病院にしてもらおう。)

私「先生、直近で検査できる病院でお願いします」

医者「最寄りんトコは今から予約しても3週間後くらいになるだろうね〜。〇〇市のトコだと明後日が空いてるみたいだけど、どうする〜?」

3週間後なんてあり得ない。即答で〇〇市の病院へのMRI予約をしてもらった。
会社へ電話連絡をし、飲み薬と座薬の追加分、そしてMRI受付票を片手に帰路についた。


本日の痛み
朝8→4
昼6
夜8→4