サポとしては受け入れ難いミッドウィーク 天皇杯敗退から中二日18節柏戦。

前半戦アウェイでは自滅からゲームを作れず悔しい敗戦を喫した。

 

二つの雪辱を期す試合は、6月としては類を見ない暑さと湿度の中で開始を迎える。

既に灼熱の戦いをACLで経験しているマリノス、その経験の差を出したいところだ。

 

前半は自由自在、縦横無尽、やりたい放題の展開。イニシアチブを握り続け、崩し切っての先制点。相手のミスを逃さず追加点。圧力をかけ続け、隙をついての3点目、完璧な試合運びだった。

 

3得点の攻撃陣は素晴らしいプレーだったが最終ラインの選手達の集中も際立った。

今シーズン開幕からCBの右にスライドし、精彩を欠いたプレーが多かった畠中選手もこの試合は守備面で出色の出来。畠中選手にひっぱられるように右SB松原選手も安定したプレーを見せた。

 

今シーズン両選手はなかなか調子が出ない中、序列を落とし、焦りからか時折「なんとかなるだろう」的な苦しまぎれのプレーを選択することがあったように感じる。それがこの試合では完全になりを潜め、覚悟を感じるプレーぶりだった。

 

前半終わって3-0。勝ち点を落とした浦和戦が頭をよぎったが、心配をよそに後半立ち上がりにもセットプレーから追加点をうばい、実質ゲームの行方を決定づけた。

 

キー坊も小池選手、ロペス選手も出場がかなわない中、難敵柏相手に4-0の完勝。

好守に強度高く90分間を貫いた1戦は、シーズンベストゲームが更新されたと感じる。

 

 

MIPは全得点に直接関与したレオ・セアラ選手。

今シーズン、スタイルへのフィットで誰よりも成長を見せ、好パフォーマンスを連発。一方なかなか数字に現れていなかったが、この試合2得点2アシストの大爆発。

得点後もフルタイムで前線から効果的なプレスを続け、疲労困憊のヒーローインタビューは感動的だった。

 

 

マリノスを応援する時、勝利の喜びは最上のものだ。

出来れば全ての試合で勝つことができたらと思う。

一方この試合を迎えるまでの過程のように、悔しい、受け入れがたい敗戦を踏まえた

後の勝利は、密度が高い幸福感のつまった特別なものだとも感じる。