居候
わしじゃよ。張角じゃよ。
なんとこのわし張角、ギルドに入ったぞぃ。
「黄巾党はどうなるの!?」 と心配しておる民よ。案ずるでない!
党の旗揚げには資金が必要じゃ。今のわしでは夢のまた夢・・・。
そこで、他の者の力を借りて資金を蓄え、その後黄巾党を立ち上げようということなのじゃ。
我ながらあっぱれ!
わしの参加したクランの党首はなかなかの度量の持ち主。
わしが、黄巾党の旨を話すと、快く了承してくれた。右に写っているのが党首じゃよ。
しばらくはここに身を置き、必ずや黄巾党を立ち上げてみせるぞぃ!
きぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーぃぃ!!!!!!!!!
わしと共に太平の世を築こうという若者はカオティック・ブレイン へ
支配者との出会い
髭だよ。張角だよ。
今日はなんと、この世界を統べるものと出会った。
その名も「<おれんじ>」
上半身裸に鬼の形相と、なんとも愉快な容姿。
思わずわしも衣を脱ぎ捨てたぞ。
どうじゃこの肉体美!
この歳にして、この肉体。まさに黄天の奇跡と言えよう!
このあと色々あったのだが、今日は忙しいので、明日にするわい。
きぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーーーーぃ!!!!!!!!
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春を先取り
おしゃれ(髭)には、それなりに気を使っている。
わしが張角だよ。
もうすぐ春。衣替えの季節だ。
そこで誰よりも春を先取りするため、張角ファッションを一新した。
どうじゃ?全身を白系で統一することにより、自慢の髭が際立っておろう。
ふぉふぉふぉ。
新品の服をまとった自分に惚れ惚れしていたその時、
「カツッカツッカツッ」 背後から安物のヒールの音が近づいてくる。
「ちょっとあなた!なによその服は!」 突然、女性のようなおっさんが罵声を浴びせてきた。
「その服とは無礼な!おぬし何様のつもりだ!」 張角は自慢の服を馬鹿にされてカチンときた。
「あらやだ!私を知らないなんて」
「私よ。パーコよ!パーコ!」
「・・・」
「パ、パーコ?・・・パーコ・・・ねぇ・・・」 張角はパーコを知らなかった。
「まぁ当然でしょうね。私の知ってる時代じゃなさそうだもの」 パーコは呆れた顔で言い放った。
どうやらこやつもドナエモソと同様、違う時代の者のようだ。
「そんなことはどうでもいいのよ!何よホントその服!」 パーコがまた馬鹿にしてきた。
「何度も言うでない!これがわしのセンスじゃ!」 張角は"違う時代に来たことをどうでもいい"というおっさんの神経を疑いつつ反論した。
「あなた、髭がきれいなんだから、和服とか着れば似合うわよ!」
「そうすればもっと素敵な男性になれるわ!」 パーコはそう言い切った。
「おっおぅ・・・分かった」 張角は髭を褒められたことが、内心かなりうれしかった。本当にうれしくてニヤニヤした。そして納得した。
「ホント変な時代に来ちゃったわ・・・とりあえずおしゃれじゃないってことは確かね」 そうつぶやくとパーコは何も言わずにカツッカツッと歩るき去っていった。
「和服着てみる・・・かな」 張角はそう思った。
ということで和服路線確定じゃ。今は手元にないので作るなり拾うなり買うなりするわい。
わしのおしゃれっぷりに期待するがよい!
きぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーぃ!!!!!!!!!
「・・何よその服は・・・・」 遠くでまたオシャレチェックをするパーコの声が響いていた。
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