【雑感】嘘を吐いてしまう人たちと、どう付き合うか(4)
こんばんは。
続きです。
「嘘を吐いてしまう人たちと、どう付き合うか」というテーマになっています。
それで、結論は?と、自分でも思っていますけれど、
今、純粋に考えていることは、下記のような選択になりますか。
(1) 被害を受けたり、自分も嘘吐きになりそうなので、付き合いは避ける。
(2) 被害が少ないなら、別に、付き合える。
(3) どんな人でも、付き合うべき。
と、3パターンを、思いついてみました。
ただ、今回のテーマは・・・
以前の「ネット・ストーカー」のように特殊な問題でもなく、
卑近と言いますか、学校でも、職場でも、近所でも、ありえる話ではあります。
常習的ではなくても、嘘を吐く人たちが、あるにはあるかと。
私の人生経験では、現実社会とネット社会との「嘘」を比べたときに、
どうしても、ネット社会のほうが、多いように思ってはいます。
うん、面と向かって、或いは、電話などでも、
堂々と嘘を吐くような人もあったように思いますけれど、
そうした人たちは、ある意味で、少数派ではあるかとも思います。
普通、人は、1~2回でも、騙されたら、疎遠になりますわね。
その意味では、現実社会において、
(1)の選択をされる人たちが、多そうではあります。
そもそも、昔から、職場などでも、
あの人は、ホラ吹きなので・・・とか、聞くこともありました。
(ホラ吹き = 嘘吐き)
すでに、職場の人たちが経験をしていて、教えてくれるわけです。
「何か相談をされても、深入りしないほうがいいよ!」とか、
そうやって、助けてくれることもあるでしょう。
そこにあって、ネット社会の場合は、これが、難しい。
難しいと思います。
いや、私は、それほど、難しくは思っていないのですが、
嘘を吐く人たちを、信じたり、間違った情報を、鵜呑みにする人たちがあって、
その人たちにとっては、難しいことがあると思うのです。
いやいや、それ嘘だから、と。
なぜ、信じてしまうのですか、と。
こうした風景があるので、
ネット社会においてのメディア・リテラシーとは、
本当に、難しいこともあるのだと、考えるわけです。
ここ数年、そうしたことを考えてきまして、
こちらについても、何パターンかに、分類をしています。
次回は、その話をしたいと思います。
もちろん、誰かの嘘に、惑わされたり、騙されたり、
被害を受けることも、その人たちの自由ではありますけれど・・・
ちょうど、オレオレ詐欺などに騙される高齢者のように、
一時的な被害者が、二次的な被害者を生み出すための加害者へと、
残念ながら転じて行く構図がありますので、
本来は、騙されないという方向が、正解なのだと思うのです。
騙された被害者の資金やノウハウが材料となり、
連鎖的に、次の被害者を生んで行くという構図です。
つまり、騙されている人たちも、「一定の責任」を負っているという想定です。
こちらを、宗教の分野での話に置き換えますと、
「ミニ教祖活動」という話にもなりそうです。
ちなみに、かつてのオウム教の話であれば、
教祖だけが悪いわけではなく、実行部隊などの信者も捕まり、
13名ほどが、死刑になっています。
そうした信者さんたちは、本当は、教祖に騙されていたのかもしれません。
しかし、世間は、甘くないし、
警察機関も、甘くないし、閻魔様も、甘くはないでしょう。
と、長くなりますので、次回に続きます。
ありがとうございました。