先日、久しぶりにコンサートに出掛けた🎻🎹🎻

メンバーの一人が娘と同じバイオリン教室社中だ。パンデミックを挟んだため、実に5年ぶりの里帰りコンサートとなったようだ。前回は確か尺八の演奏家とのコラボだった。


 芸術家たちにとってこのパンデミックは本当に大変だったろう。しかし、それを微塵にも感じさせないコンサートだった。実に彼らはその間に自作の曲をしたため何だろその曲で演技をするような感覚…即興性の要素も多々あった。オリジナルのメロディの美しいことといったら…音楽大学出身の彼らはクラシックの枠を超え自由自在、闊達に演奏。さらに古事記や日本書紀の神話を織り込み『和』の要素が妖艷な雰囲気を醸す…オリジナリティたっぷりの演奏会だった👏

 超絶技巧のピアノは特に鍵盤から音符がこぼれるように自在で、バイオリンとビオラの二刀流はオケではほとんどわからない違いがはっきりわかるのも面白い発見だった。


 こういう世界情勢の中でのコンサート…私にはただ楽しいだけでなく彼らの荘厳な祈りを感じた💐


 クラシックの著名な9曲のコンテェルトのさびの部分を珠玉で繋いだ演奏は「演奏してもいいけど6時間かかるのでそれを5分で」と前置きをして、バイオリン🎻、ビオラ🎻、ピアノ🎹の競演…聴き馴染みのあるメロディーは20年前なら何の曲かをすぐ言い当てたろうに、今は、思い出す前につぎの曲に移行…🙄とちょっと寂しい😢


 彼らも言っていたが、例えばクラシック演奏会(オペラもミュージカルも同じ)はいわゆるカバー…

それをどのように表現するかが演奏者の資質…次のコンサートも期待したい🤗