古い家だから、和風の家だから(好みが違うから)、賃貸だから、と、自分好みの空間にできないと諦めている人は少なくないだろう。


小学生の時の私もそうだった。

『私の個室』と、『ティーンズ わたしの部屋』というインテリア雑誌に出会うまでは!


これらの雑誌には、畳だからとか砂壁だから、好きにできない!と諦めていた私の価値観を広げる、様々なアイディアが載っていた。


子どもながらに、一筋の希望の光を見た私だけど、次にぶち当たったのが、

じゃあ、お金かけずに「かわいく」するってどうするの?(なんせ小学生だからね)だった。


まずは、自分が「かわいい」と感じるものの要素は何か?何風?色は?模様は?間取りは?を雑誌や映画や漫画でリサーチし、


次に、その中でも今の部屋にあるものと掛け合わせて叶う組み合わせはどれか?を決め、トライ&エラーを繰り返した。


例えば、

〈父が赤いコンポを蚤の市で買ってきた〉+〈家に赤のギンガムチェックの生地があった〉=〈カラーボックスにギンガムチェックの生地を敷いて、その上にコンポを乗せ、同じ布でカーテンを作った〉。

「ほう。統一感ってこういうことね!はいはい…」とその時はしっくりきた。


そのうち

「あれ、私、赤好きじゃないかも」

と気づいた私は、『私の個室』を見よう見まねで真似し、デニムを加えることでしっくりくることがわかるまで、研究を重ねた(その後も好みの変化に合わせて研究は続き、大学で本格的に様式について学ぶことになる)。


今思えば、「頑張れー!」とチアリーダーのように応援してくれる『私の個室』と『ティーンズ わたしの部屋』と出会っていなければ、今この仕事をしていないだろうと思うと感慨深いし、


読者の「叶えたい!」を熟知していた婦人生活社と、好奇心の固まりだった子どもの頃の自分に感謝しかない。


愛おしいモノで溢れる空間づくりをしたいけど何から初めていいかわからないなら、

まずは、自分に伴走してくれるチアリーダーに出会うこと。

あとは好奇心に任せて一歩を踏み出そう!



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