あの日、代々木の歌広で昼からカラオケに行ってた。
いつも通り歌ってたら突然大きな揺れ。確かに大きかったけど気にせず再開。
数分後にまた大きな揺れ。他のお客さんは大騒ぎで入り口のほうに走ってたけど、地下だし外の様子はわからない。
もちろん携帯の電波も悪いから調べようがない。
特に気にせず続行。外の異変に気づいたのは最初の揺れから3時間以上過ぎた午後6時過ぎだった。
とりあえず帰れない。まずコンビニで食料と電池の調達。電池は売り切ればかりだったけど、何とか入手できた。
思ったより早く冷静に動けたのがよかったと思う。
もう1人の高校生がいろいろ調べてくれて代々木第一体育館が開放されてるということで、代々木駅から向かうことに。そこで一晩明かしました。もちろん寝てないし寝れない。スクリーンに写し出されたニュースの電車の運行状況を目で追うのに必死でした。
確かに酷かった。ショッキングな映像だった。でも、自分のことで精一杯だった。そんな余裕なかった。どうやって家に帰ろうか、どうするのが最善か。考えるのはそんなことばかりだった。
とりあえず朝になり、もう1人の高校生は電車が動いて家に帰れるとのことなのでお別れ。こちらもさあ家に帰れると思ったところで電車が動いてない。焦る。今は1人だしどうしようもない。
とりあえずホームを離れ、新宿駅の中をうろうろ。
目の前に公衆電話。そこで希望の光が差し込んだ。
あの日、武道館で遊助のライブがあって、母親がそれを見るために九段下の駅の近くにホテルとって泊まってたと。もちろんライブは中止だったけど、母親は前乗りしてたからホテルにいる。
さっそく電話したら都営新宿線でいけるとのこと。半ば焦りながら都営新宿線のホームへ。
電車が動いてる♪
九段下に着くと小走りで母親のホテルを探し、見つけると母親が。
さすがにホっとしました。やっぱり家族だなと。
積もる話をしたところで、ベッドで寝ました。爆睡。
目に見えない疲労もたくさんあったと思います。起きたら電車も回復してて母親と別れ、一足先に帰宅しました。
離れた東北地方で起きた地震でこれだけ影響を受ける。怖いです。
いつも建前で俺なんかいつどうなってもとか言ってますが、いざああいう状況になるとやっぱり不安だしまず自分第一に考えるんだなと。
不謹慎かもしれないけど、自分の中ではいい経験だしこれからの財産になると思います。
今、普通に生活できていることに感謝。
犠牲になった方々には合掌。
これから寝るから震災の起きた時間には黙祷できないけど、祈りは届けたいと思います。