計画した時はもう少しマシだったのに、その後に何だか動きが悪いと感じることがめっちゃ増えて、内心ホントに行けるのだろうかと不安が募る日々。家の中も掴まらないと心配な事も増えていて……。やっぱり無理かもと何度も思った。


行先は何と

    奄美大島!

2泊3日だけど帰りは朝イチで帰るので実質2日。

1日一便しかないけど成田空港から2時間ちょっとで直行便がある。そして親切で信頼のpeach航空。今回もリフト車で入り口まで運んでもらう。

1日目は着いたその足でシュノーケリングをやった。健康な時でもやろうと思わなかったのに、何故やろうと思ったのか自分でも謎。いつも私をサポートして計画してくれる2人が、障害者をサポートしているアクティビティ施設を見つけてくれて、あえて「障害者」を謳っているならと安心できたのもある。

実際、素晴らしかったです。平日で私たちしかいなかったのもあるけど、大きな船を出してくれて15分くらいのポイントへ。車椅子のままでも入れる装置があって、スタッフさんがマンツーマンでついてくれる。船も海も貸し切り状態。スタッフさんは未経験の私に対してもゆったりと接してくれて本当にのんびりできた。何と言っても素晴らしいのは、アクティビティに決まりやパターンがあってそれに当てはめるのではなく、本当にオーダーメイドでその人その人に合わせてくれること。それってとても大変なことだと思う。やりたいことをやりたいだけやらせてくれる。想像もしてなかった海の中にいる私。水から上がったら身体が重かった。重力ってすごいね。


こうやって海の中へ






後は食事もない宿なのでのんびり。宿は今どきの事前に顔認証を手続きしておく無人チェックインのスタイリッシュな新しいステキなホテル。でも、バリアフリーの正反対でトイレもお風呂も手すりが一つもない。後輩が歩行器のタイヤを拭いてくれて室内で使って何とか凌いだ。


奄美大島……沖縄と似て非なるものだった。アピールもなくただただ素朴な暮らしがそこにあった。移住者が魅せられる気持ちがすこし分かった。




合成写真みたいだけど本当にいい景色なの


いつもあちこち一緒にいく2人の友達。健康な人同士ならもっと気楽に楽しめるだろうに。私のような人と行くのはホントに細かい気遣いが必要だろうとなんとも言えない気持ちになる。お店を決める時、トイレ、道の様子、荷物、航空会社への連絡、あげたらキリがない。今回も自分なら絶対に発想すらしない世界を開いてくれた。元気にこなして帰って来れて本当に嬉しかった😄心から感謝です。


⬇ここでお世話になりました。

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