厄日である。 | 人生あどりぶ

厄日である。

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今日は散々な目にあった。


ちょっと成都に来てからあまりいい感じに進展していない。

ここまで、せっかくかけあしで来たが、無駄な時間を過ごしてしまっている。



今日に関しては、かなり酷かった。

世界一周航空券の日程を変更するべく

日本のスターアライアンスオフィスへ電話する

と、

そこはネットで申し込んだ人専用の受付らしく・・・

私の航空券は全日空で切ったチケットなので、そこへかけてくれ、と言われる。


もちろん全日空へ電話。

すると、今度は、待ちに待たされたあげく

各航空会社でそれぞれチケットの変更手続きをやってくれ、と言われる。


まず、タイバンコク発中国成都行きのチケットを変更すべくタイ航空にかける。

ここは対応も早く、すんなり変更終了。


が、しかし!

ここからが最悪。


次に成都発ラサ行きのチケット変更のため、中国国際航空に電話する

と、

私のチケットは全日空で切っているものなので

全日空でないと変更できない。と一蹴される。

「いやいや、その全日空さんに言われてこちらにかけているのだ。

しかもタイ航空さんでは出来ましたよ。」

「分かりました。少々お待ちください。」

待つこと4,5分。

いや、待つのは全然いいのだが、こちらが国際電話でかけている事は

分かっている事なのだから、調べるのに時間がかかるのであれば

数分後に再度かけてもらうようにする、とかもうちょっと考えてほしい。


しかも

返ってきた解答が

「やはり、それは全日空さんの間違えだと思いますので

 もう一度かけてみて下さい。」

「え?あ、はい。分かりました。」

また全日空にかける。

すると、またしても、同じ事を言われる。

「いや、規則としては各航空会社さんに・・・」

さすがに、たらい回し状態なので、念をおして聞く。

「あのー。たらい回し状態でこれ、二回目なんですが、本当なんでしょうね?」

「再度確認します。」

と言って電話口で5分くらい待たされる。

これ、国際電話って言ってるんですけど…。

すると返ってきた答えが、やはり中国航空じゃないと手続きできないと言う。

さすがにキレた。

まぁ、キレなかったけど。


最後の最後という事で、中国航空に電話して今までのいきさつを説明し

再度、調べてもらう。

やはり、5分くらい待たされた後、やはり無理だという解答。

そこで、ついに言う。

「えーと。あのー。私はどうしたらいいのですか?

これって日程変更出来るチケットですよね?

私は何も無理な注文を言っているわけではないと思うのですが・・・。」

すると

中国国際航空が全日空に電話してくれる事になった。


最初からそうしてほしかった。

っていうか、全日空がそうするべきであった。


「国際電話料金がバカにならない」

という事をうったえたら、あちらからホテルに電話してくれる事になった。

ホテルの部屋に電話は無いのでロビーで待つことに。

そこから待つこと一時間、待てども連絡が来ないので

不安になり、こちらからかけてみた。

ら、

もう少し待って下さい。とのこと。


あー。

もうさすがにキレそう。

全日空とか中国国際航空たる企業がなんという事だ。


そこから10分くらい経って、電話がかかってきた。


最終的に中国航空がなんとかしてくれる事になった。


これ、全部終わるまでに約4時間。

いや、本当にどーかしている。




いやぁ、今まで不安だった事も解消されて、やっとノンビリ出来る。

と思い、カフェで日記を書いていると

夜の9時頃、さくらまんが、倒れこんできやがった!

脂汗もかいていて何やらブツブツうわ言を言っている。

かなりヤバそうだ。


保険屋に電話して病院の手配を頼む

と、通訳もつけてくれるという。

「通訳を迎えに向かわせるので待っていて下さい。」

とのこと。

なんというサービス!!

ジェイアイ傷害火災保険、素晴らしい!


が、

一時間待っても来ない!

おいおい、保険使うくらいなんだから緊急だって分かるでしょ?

再び電話すると、なんか、手配を忘れてた的な。

そんなに遅くなるなら通訳待たずに自力で行っとるわ!

と、珍しくクレーム。

滅多にクレームなんて言わないんだけど。

ジェイアイ傷害火災保険、最悪である。


それから15分くらいして、やっと通訳到着。

しかも彼氏付き。

おいおい!

どういう状況だよ!

とりあえず、来てくれた事はありがたいので、軽くクレーム。


タクシーに乗って病院へ。

このタクシー病人乗せているの分かっているのに運転が荒い!


病院に到着すると、夜中のこんな時間に満車!

院内へ入ると患者の数もハンパではない!

待合室のイスも満席状態。

しかも、今もなお、じゃんじゃん血だらけの急患が運ばれてきてる。

ってか、血だらけのおじいちゃんが、普通に待合室に座ってるし。

そんな血だらけの患者さんを飛び越して

さくらまんが急患扱いで優先的に診察室に通される。

さすがに、申し訳ない気持ちになる。

っていうか、そのおじいちゃんは急患じゃないの???


サクラまんを診察をしている横でおじいちゃんが、

「おえーおえー」と凄い声をあげながら室内の床に吐いてるし、

それに何も気をとめない医者と看護師。


室外には急患部屋に入れない患者がベッドに寝かされたまま放置されてるし、

隣の緊急処置室では、治療中の患者のうめき声が聞こえてくるし。


深夜の12時にこれって、本当にどういう状況だよ!


元気なはずの私の気が滅入ってくる。

この旅始まって以来の地獄絵図である。


さくらまんが血圧測るために隣の血まみれ急患だらけの応急処置室に連れて行かれる。

それまで、付き添っていた私はそこの部屋だけは勘弁と思い、廊下で待つもそこも地獄であった。

っていうか、血圧測るだけなのに、あの部屋に入るの?


その後、点滴を打つために四階へ上がる。

すると

そこも点滴を打つためだけに沢山の患者がおり、やはり順番待ち。

ってか、

深夜のこの時間に点滴打ちに来ている患者がこんなにいるってどういう状況だよ!


しかもだ!

四階のフロア全体が、冗談抜きで本当にションベンの臭いで充満しているのである!

日本の公衆便所より、この病院の四階の方が圧倒的にくさい!

そのなかで、点滴を打つ!


どういう状況だよ!


っていうか、

この緊急病院、衛生面で問題ないのか、かなり不安になる。



2時間かけて点滴終了。

朝の3時半。


因みに中国の病院では全部自分で動く。

自分で採血所まで行って、その結果を持って先生のところへ戻り、

点滴の液体も売店で買って自分で四階までそれを持って行って

看護婦に渡して打ってもらう。

点滴をするベッドも空いたところをじぶんで確保しなければならない。

病人にそこまでやらすってなかなか凄い。


先程は通訳などいらなかった、と暴言を吐いたが、とんでもない。

かなり有難かったし、通訳無しではこのセルフサービス病院では何も出来なかったと思う。

それに、診察が全部終わるまで一緒にいてくれて心強かったですね。

とても親切な人であった。


ジェイアイ傷害火災保険、最高です!


気の毒なのが一緒に来ていた通訳の彼氏だ。

こんな朝まで付き合わされるとは思ってもいなかったのであろう。


さくらまん、点滴打って元気になって帰宅。

っていうか、点滴で元気になるくらいのレベルで急患で行ってはならないのである。


とりあえず経験としては中国の緊急病院へ行って良かったが、、

それにしても

なんで、中国の病院は夜中にあんなに患者が多いのか

そして、

何故ゆえにあそこまで臭いのか謎すぎるのである。


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