ベトナム入り。ホーチミン。 | 人生あどりぶ

ベトナム入り。ホーチミン。

今日は朝5時くらいに起こされる。

相方の体調が悪く熱があるとの事。

カンボジア最南端のシアヌークビルへ行こうと思っていたが中止。

下手したらもう一泊プノンペンを覚悟だな。


そこから暫く寝て、相方の体調を聞いたら、だいぶ良くなってきたとの事。

でも時間的にシアヌークビルはもう無理。

それでも行けるならどんどん先に進んで予定を詰めて行きたいので

ベトナムへ入る事に決定。



バスのチケットを購入してバスストップ前の食堂で朝ごはんを食べる事にした。


今日もパイナップル炒めを食うぞー!
(^O^)/



って張り切ってたら

なんと!

メニューにないではないか!!

な、なんという事だ!!

今日カンボジア出るのに、あれを食べないでここから離れる事はできないぞ!

と、

どうしても食べたい!と思った私はメニューのフルーツの欄に

「パイナップル」とあるのを見つけて、店員に

「この野菜炒めにパイナップルも一緒に突っ込んで炒めてくれ!」

と聞いてみるが答えはNO。

潔く諦める・・・

わけもなく、この食堂を立ち去り、

重いバックパックを背負いながらも他の食堂を探す。

パイナップル炒めを求め探す!

が、

しかし、

近くにそれらしい食堂も見当たらず・・・

今度こそ潔く諦めてさっきの食堂へ戻る。


出戻りチャオ。





ゴハン注文して食べていると

いつものごとく売り子がよって来る。

こっちの国々ってレストランで食事している時も平気で街の売り子が来るわけで

まぁ、

バリとかでも勿論きてたけどカンボジアのそれは本気でしぶとい。

「ノーサンキュー」と言っても暫く横にずっと立っている。

食事中に、だ。

真横にピタって付かれると集中してご飯を食べることも出来ない。

まるで食事中に横でタバコを吸われるくらい飯がマズくなるってもんだ。


いつもは、

「彼らも生活するために必死なのだ。」

と思い、強引に追い払うような事はしないよう心掛けていたが

今回はあまりにもしつこいので、我慢できず

「本当にいらないからあっちへ行ってくれ」

と少々強めに言ってしまった。

その後、自己嫌悪に陥ったが、効果あってか去って行ってくれた。





しかし


その数分後にまたちょこんと横に立っているのだ。

無言で。

無言のプレッシャー。


っていうか、売っている物がサングラスって…。

これ・・・この状況で買う人いるのだろうか?


そもそもだ!

そもそも、普通にショッピングする時でさえ、そうそうモノって買わない。

買うにしても、よく吟味した上で、ようやく一つとか買うのに

いきなりサングラスってジャンルだけに絞られていて

しかも両手で持ってこれる範囲の数少ない種類の中から買えって

そんなん無理じゃね?(^^;




そんな売り子も無視してゴハン食べて支払いをすます。



あ、

そうそう。

支払いで思い出した。

カンボジアの子供達は学校に行けてなくて学力が低いって言うけど決してそんな事はないと思った。

何故そう思ったかというと

計算がめちゃめちゃ早い!

カンボジアの通貨はリエン。

で、1ドル=4000リエンなんだけど。

ここカンボジアでは、USドルもリエンと同じように混在して使うことができる。

で、

1ドル以下のドル紙幣は無いのでそれ以下はリエンのみでしか支払えない。

つまりドルとリエンを混ぜて使うわけ。

これが簡単そうでなかなか難しい。

でもカンボジアの人たちは皆、計算がめちゃめちゃ早いのね。

おつりとかもササっとドルとリエンを混ぜて出してくる。

これ、慣れとはいえ、なかなか出来ることではないなぁって思った。





バスに乗り込んで出発した。

が、

またしてもクラクションがハンパない。

しかも昨日乗ったバスよりその音が大きい。


ふと思ったのだが

カンボジアやタイのバスの運転手のクラクションの鳴らし方は病的である。

本当に一種の精神的な病気なんじゃないか、と思うくらいだ。

もう彼らは職業「運転手」ではなく

職業「クラクションを鳴らす人」ってレベル。

クラクションを鳴らしたいがために、この職業についたと、言っても過言ではないレベル。

普通に運転していたらクラクションなんてそうそう押すものではない。

日本だと毎日運転していても一週間に一度鳴らすか鳴らさないかだと思う。

しかし、

それをプップカプップカ鳴らせるのはこちらのバスドライバーの特権なのだろう。


道の歩道を人が歩いていると鳴らす。

バイクなどを追い越す時に鳴らす。

前の車が遅い時にならす。

全てを蹴散らす時に鳴らす。

気分的にむしゃくしゃしたら鳴らす。

嬉しい時に鳴らす。

悲しい時に鳴らす。

意味なく鳴らす。

とにかく鳴らす。

ひたすら鳴らす。

それが彼らバスドライバーなのだ。





途中、バスごと船に乗って川を越える。

その川の手前で乗船待ちのためにバスが待機しているのだが

窓ガラス越しに色んな売り子が、買ってくれとアピールしてくる。

本当に様々なモノを必死に売ろうとしている。

こんな感じ。

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ワッフル。

フルーツ。

ゆでたまご。

お菓子。

意味不明な木の実。

そして

サングラス・・・

ん!?

サ、サングラス!??

ま、またサングラスか!?( ̄□ ̄||i)

ってか、なんで、この状況でサングラス!?

他の皆は食料売っているのに物販!?

買うやついるのか!?

と、

さっきに引き続き思っていたら

一緒に乗っていたバスの乗客のうちの2人が買ってやんの!( ̄□ ̄||i)

それに味をしめたのか、私の座っている横の窓ガラスを

外側から何度も何度もコンコン叩いて必死に営業をかけてくる。


バスが動いてもついてくる。

トラウマになりそうな勢いでついてくる。


シーンと静まっても、窓の外を見るとあいつがいるのではないか?

そんな恐怖さえ感じさせるくらいしつこくついてくる。




ようやく乗船して

「やっと開放されたぁ」

って思ったその瞬間。


コンコン・・・


ぎぇぇぇ!!

ここまでついてきたぁぁ!

って、船にまで乗ってきていいの??(^^;

早く降りないと離港してしまうぞ!!

と思っていたら、

サングラス売りの兄ちゃんを乗せたまま船出航( ̄□ ̄||i)

その直後、兄ちゃんいなくなった。

船からあわてて陸へ飛び移れたのか

泳いで戻ったかは分からないが

サングラスを売っている兄ちゃんはどこへ行ってもしつこいという事が判明。

因みにこんな感じ。

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あ、あと売り子さんから、しっかりワッフルは買いましたw

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その後、今日はすんなり国境越え。

ようやく四カ国目です。

前回のような明確なボーダーゲートがなかったので少し実感がわかなかったが

とにかく4ヵ国目なのだ。

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その後、暫く走っていて気付いたが

ベトナムに入ってからドライバーがクランクションをあまり鳴らさなくなった。

なるほど、この病的ドライバーも「郷に入っては郷に従う」わけなのですな。




今日は予定通り6時間で到着。

珍しい事もあるもんだ!


ホテルもサクサクっと安宿に決めて

ゴハン食べに行って帰宅。

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スィーツもしっかりおさえておいたぞw

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明日の予定はまだ未定。