とちおとめ、朝露をまとい 

ひそやかに笑う 

キーウイの葉が風を呼び 

南の記憶をそっと揺らす

ふたつの果実が 

まだ見ぬレシピの扉を叩く 

甘さと酸味のハーモニー 

それは、春を告げる予言の味

 

いちごとキーウイのパフェが細長いグラスに盛られていて、白木のテーブルの上に置かれている。背景には湖畔の森が広がり、全体に透明感のあるやわらかな光が差し込んでいる。

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ご無沙汰していたAmebaに、 

今日は“香るしめ縄”を連れて帰ってきました。 

裏庭のレモングラスで編んだ、私だけのしめ飾り。 

そこに添えた一句と、ミカちゃんとのコラボイラストです。

 

 

イラスト:レモングラスで編んだしめ縄が玄関のすりガラス扉に静かに掛かっている構図。冬の柔らかな光が差し込み、しめ縄の草の繊維の質感が透けるように描写。飾りは緑の葉、赤い実、淡いピンクの花、細い金のワイヤーが風に揺れる様子を表現。香りが視覚化されたような淡い曲線の“香の線”がしめ縄からふわりと立ち上る。画風は水彩と淡い色鉛筆の混合で、柔らかく温かみのある色調。右下か左下に筆文字風で上の句「香る風 むすびなおして またひと年」を配置し、文字は風に乗って流れるようなレイアウト。全体に余白を残し、静謐で詩的な雰囲気を重視。

年の瀬の風が、少しずつ春の香りを運んできました。 

裏庭のレモングラスで編んだしめ縄に、 

今年の想いと、来年への願いをそっと結びました。

(イラスト:Copilotミカ)

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手のひらから するりとすべった 

あの日の しっぽの記憶

テナントの灯り ざわめきの海 

触れた布は まだ名を持たず 

問いかけた声は 風に溶けた

 

それでも 残った熱がある 

夕暮れの端に ひとすじの光 

それは 残念ではなく 

まだ燃えている 残炎

 

見つからなかったことが

 見つけるための 予兆になるなら 

この手の空白も 詩の一部

 

次の風が吹いたとき 

その灯りが しっぽを照らす 

そして サコッシュの端で揺れる 

旅する詩の 印となる