またまた大変ご無沙汰しておりました。

 そんな当ブログに今日もお立ち寄りくださいまして有難うございます。<m(__)m>

 

 さぁ、何から書きだしてよいのやら、頭の整理が出来ていません。

 

 近況をお知らせいたしますと、2週間前に夫が退院して我が家に戻ってきました。

3月11日に腎臓癌の手術を受けました。

 遡れば、昨年の11月に夫は血尿が出始めてきて、私に「どうしよう?」とオロオロして自分の尿を私に見せました。

 私は、すぐに病院へ行くように勧めたのですが、夫は昔の仕事仲間と麻雀やら飲み会の予定をしっかり入れていて、なかなか病院へ行きませんでした。

 

 当時、夫は巷で流行っている風邪を家に持ち帰り、さらに私にうつってしまい、私も久々の風邪で辛かったのですが、自分でうがいとか、睡眠をとって療養していたので着実に改善していました。

 それなのに、夫は自分の仲間に妻である私が風邪を引いて、なかなか病院へ行こうとしないと、全く逆のことを言っていたのです。

 

 私は風邪症状は着実に改善していて、なぜそんな嘘を人に言うのか理解できませんでしたが、夫は若い頃からそういった私を悪くみせ、対して自分が女房思いであるかのような嘘ばかりをついてきた人なので、放っておくことにしました。

 

 なので、近所の方から「ニャンコさんの御主人はとても良い人ね。ご主人に感謝しなくてはね」と言われた時は、私はすかさず…

 

「あら、どうも有難う…宜しかったらのしを付けて差し上げましてよ」と笑顔で答えたりしたものです。

 

 そうこうしているうちに、また、血尿が止まらないとオロオロして訴えてきました。 病院に行かなければならないのは夫自身であるにもかかわらず、私が病院へ行かないと人に嘘をついてきた結果…自分の血尿が一向に止まらないということが続いていたので、私はついにキレてしまい…

 

「私は医者じゃあないんだから、どうして血尿が出るのか分かるわけないでしょう!」「あれほど病院へ行けと言ってきているのに、遊びを優先させる自分が悪いんでしょう! もう、私の知った事じゃあない!」

 

と、突っぱねたのです。

 そうして、やっと夫は病院で診てもらったのですが、診断の結果、「膀胱結石で、膀胱壁が傷ついている」とのことでした。そして、結石を溶かす薬をもらってきて事なきを得たはずでした。

 

 ところが、病院の医師がエコーで腎臓に影があるのを見て、再検査をするように指示してきました。

 そして再検査の結果、膀胱に2㎝ほどの腫瘍が見つかりました。それから、その診断結果を持って以前に前立腺癌でお世話になった病院で診てもらうことになり、やはり「膀胱に悪性腫瘍が出来ている」という診断結果が出ました。

 

 それから、手術の日程を決めることになったのですが、なんと、その日は私が緑内障の視野検査の予約を入れていた日でした。

 

 もう、愕然としました。

 

 そう、いつもいつも、仕方ないこととはいえ、夫のことが優先され、私は自分の予定を変える、自分のやりたいことを諦めることをしてきたわけです。 またか…と諦めて自分の病院予約日を替えてもらうことにしました。

 

 それから、やはり手術ということですので、妻である私が病院に出向き説明を受け、色々時間を取られる日々でした。

 

 夫は「なんで俺は何度も病院にお世話にならなければならないんだ? 俺って運が悪いよな」と私に愚痴りました。

 

 私は「あなたの病気は、生活習慣病みたいなもので、毎日アルコールとコンビニのつまみを口にして、遊びまわっていれば、癌になるのも当然だわ」「不摂生をしておきながら、病院で沢山の薬をもらって常用しているわけだから、何年も体に毒を入れているようなものだから」と淡々とした口調で答えました。

 

 あー、それなのに…病院で夫と手術に向けての注意事項を聞いている時に、看護師さんから「手術の一か月前から禁酒をして下さい」というお話がありました。

 

 ふっと、夫の顔に目をやった時に、私は驚愕しました。

夫は禁酒がよほどショックだったのか、まるで死刑を言い渡された被告人みたいに、顔面が硬直し、絶望感に溢れた表情で固まっていたのです。

 

 こ、この人…そこまでお酒に依存していたのかと、私もショックで倒れそうになりました。

 それで、一カ月間はノンアルコールの缶で晩酌を楽しんでいました。

 

 血尿騒ぎの結果、癌がまだ小さいうちに見つかり、腎臓ごと摘出するまでに進行していなくて、腫瘍だけをロボット手術で摘出することになり、結果は「良かった」ということでした。

 

 

 

 さて、夫の腎臓癌騒ぎの少し前に、アメリカへ嫁いでいる次女が急遽2週間ほど日本に帰ってきました。

 その次女なんですが、陽性反応のせいか、服用している薬の副反応のせいか…とても以前の次女とは思えませんでした。

 

 正直、この2週間は私にとって地獄の日々であり、恐怖に打ちのめされ、絶望と不安と、自分の鬱病との闘いでした。

 5月に夫君と一緒に日本へ帰ってきた時も、正直、私は不安と悲しみに襲われていました。

 実は5月の時の次女は「感情の平板化」状態で、夫君の悲しい表情が私にとって、どうにも拭い去れない恐怖と不安をかきたてていました。

 

 しかし、手放しではしゃいでいる我が夫には私の胸のうちを話すことはできませんでした。話せば、夫が「なんて馬鹿なことを言っているんだ!お前は心配し過ぎるんだよ!」という、定番の反論が戻ってきそうで話すことをやめました。

とはいえ、夫に話したところで、卓越した鈍感力をもった夫に理解できるとは思えませんでした。

 

 

 そして10月に突然、次女が自分一人で2週間日本に遊びに帰ると言ってきたので、胸騒ぎを覚えました。

 案の定、次女は夜、私に「夫君と離婚する」と打ち明けました。

 

 なぜ?

 

 次女が言うには、「もう薬は飲みたくない」「夫君以外に好きな人が出来た」ということでした。

 

 私は「薬の副作用が辛かったら、病院の医師に相談して変えてみたら?」と言いました。

 あとで、長女から聞いた話では、アメリカの次女の夫君からメールで「次女の薬が効いていないようで、病気の再発が顕著になってきた」「次女をそのまま日本に留まらせて日本で治療を続けさせて欲しい」というもので、次女の服用している処方箋のデーターをPDFで送信してきてくれていました。

 

 次女は長女には、夫君が自分に対して“薬を強要する”と訴えていて、もう夫君の自分を管理する目から離れたいと訴えていたようです。

 

 それから、「好きな男性ができた」ということなんですが、

 

私「その好きな男性って、どこに住んでいて、どこで知り合ったの?」

 

次女「Rに住んでいた時に知り合った、学校の同級生だった人」

 

私「Rって、もう20年前に居たところで、Rでは学校に通っていなかったよね?」「それで、その男性は今どうしているの?どこに居るの?」「もう結婚して、子供もいるかもしれないけど…」「連絡は取り合っているの?」

 

次女「??? 会っていないから分からないし、連絡も取っていないし…私、浮気はしていないよ」

 

 私は、これは病気の「妄想」だと悟りました。これは大変!

長女からは、精神疾患の「幻聴」や「妄想」を患者本人に否定をすることを言ってはならないと強く言われていたのですが…

 

 次女が自分の病気のことを否認している限り、次女は処方されている薬の服用を拒み(副作用が強いので仕方ないけど)、次女のことを心配してくれている夫君のことを逆恨みし、さらに、「他に好きな男性が出来た」というのです。

 

どういうこと?

私は頭の中が真っ白になりました。

 

 第一、次女の夫君はとても優しいし、頭も良く、ハンサムだし…まるで星の王子様のような男性。

 そして、離婚で次女の豊かで夢のような暮らしは泡となってなくなるだろう…

 彼以上の理想の男性は二度と現れないだろう…次女はそのことを理解できているのだろうか?

 

 以前から長女に「精神疾患の患者に否定的なことを言ってはダメ」と注意されていたのですが…

 

 思い切って私は次女に「あなた、自分の病気が何なのか知っているの?」と聞いてみました。

 次女は「知らない…病院でも言わないし…第一、自分の病気を他人に決めつけられたくないよ!」と激高しだしました。

 

 これでは、治療は前に進まないと思いました。

 病気というものは、自分が現実を真摯に受け止めて「受容」し、何のために病院で治療を受けているのか? そして何のために薬を服用しなければならないのか? そして自分の健康を取り戻すために自分が努力しなければならないことは何か?

 といったことをしなければ、けっして病気は治らないものだと思いました。

 

 家族と私の意見のすれ違いで、このことが私のジレンマを増大させるものでして、さらに私は自分の鬱を進行させていきました。

 

 そして、なんと言っても、次女が危険な思想に傾倒していることも心配の種でした。

 ある日、次女の読んでいる黒人女性の本に目が留まりました。次女に問いますと、教会ですすめられた黒人女性のサクセスストーリーということでした。

 

 嫌な予感がしました。

 

 なぜなら、日本の報道は米国民主党の宣伝報道ばかりなので、ほとんどの人が知らないと思うのですが、「BLM(ブラック・ライズ・マター」という黒人の政治団体は、実はマルクス主義(共産主義)団体で、テロリスト集団なのです。

 私は2020年ごろに、「大紀元」のYouTubeで、中国共産党員とみられる人達がブラック・ライズ・マターの暴動を扇動しているところを観ていました(後にすぐにYouTubeによってバンされてしまいましたが)。

 

 そして、そのブラック・ライズ・マターの上層部が米国民主党の一番の献金者であるショージ・ソロスから大金を受けっとっていて、豪邸を何件も購入していることも知っていました。

 

 2020年の春ごろだったと記憶しているのですが、次女はすごく興奮した様子で、ブラック・ライズ・マターの暴動を擁護し、白人を憎んでいる様子でした。

 因みに、ブラック・ライズ・マターを宣伝しているのが、オバマ元大統領の妻であるミッシェル・オバマでした。

 

 そして次女は、白人である自分の夫君のことを「差別をされたことのない彼は差別された私みたいなアジア人の気持ちは分からない」と批判していたのです。

 

 これはかなり矛盾しているんですけどね…だって、次女が当時推しているバイデンも白人なんですよね。

 

 ただ、次女が住んでいるカリフォルニアはブルーステートで米国民主党の牙城なもんだから、米国の大手マスメディアも民主党の宣伝報道ばかりしているで、次女はすっかり騙されているのだと思いました。

 

 次女に何度もこのことを説明しても、次女は「私も移民なんだよね」と言い、テキサスに国境の壁を造り不法移民の流入を防ぐと宣言したトランプを「差別主義者」と罵しっていました。

 

 私は、「不法移民は犯罪で、貴方は移民といっても正当な

手続きを経ているので、その違いを理解しなくてはね」と注意したのですが、興奮した次女には理解できなかったようです。

 

 そして、私は「バイデン民主党政権になると、アメリカ中に犯罪が横行し、戦争が頻繁に勃発するようになるよ」と注意したのですが、次女は私の言っていることが理解できていませんでした。実際、私の予言は大的中でアメリカは大変なことになっています。

 

 さて、話は戻りますが、黒人女性のサクセスストーリーの本に続いて、次女の荷物からオバマ元大統領の妻である“ミッシェル・オバマ”の本が入っていました。

掃除機をかけていて、何気なく次女の荷物を片付けていた時のことです。

 

 私は、心臓が爆発するのではないかと思うほどショックでした。なぜなら、オバマ夫妻は共産主義者であり、米国でのテロリストたち(日本の連合赤軍みたいな存在)と仲間だからです。

 そして、痴呆症のバイデンのバックにいるのがオバマで、そのオバマと親しいのが、ショージ・ソロスだからです。

 

 これは! もう、次女をアメリカに居させてはならない!

次女は完全に騙されている! まさか、自分の子供がテロリスト集団に傾倒しているなんて!

 このことは、他の家族にも言えません。なぜなら、私の家族も…夫でさえ、先の大戦がなぜ勃発したのか? さえ考えていませんし、共産主義の恐ろしささえ知りませんし…

 

 そして、なぜウクライナ戦争が勃発したのか?なぜガザの人々がイスラエル軍のジェノサイドによって苦しめられているのかさえ考えていませんし、アメリカにいて民主党支持をしている次女は、戦争屋といわれるビクトリア・ヌーランドの存在さえ知らないと言う始末です。

       

ビクトリア・ヌーランドを知れば、世界の戦争の本当のことが理解できるものです。

      ↓

 

 アメリカの政治の「セ」の字も理解できていないのに、偏ったメディアのプロパガンダに乗せられて意気揚々としている次女には本当にがっかりさせられました。

 

 無知ほど強いものはありません。怖い者知らずなのですから。

 

 なので、全く無知な家族からは「陰謀論ばかり言うなよ」と一蹴されるのは目に見えています。このことも私のストレスを倍増させることになります。

 

 日本の報道はもう死んだも同然なので、私がどうこうできることではないのですが…

 

 まともな日本人なら、西側の報道がいかに偏っているかが判るのですが…我が家の家族は耳障りの好い言葉でコロッと騙されるんですよね…

 

 

 

 まさか自分の娘が…アメリカの崩壊に手を貸しているような感じがして嫌な気分になりました。

 

 そして、私の「日本に帰ってきて治療をしようよ」という、必死の説得も空しく‥‥次女は鼻であしらうように私の説得を拒否してアメリカに戻って行きました。

 私はこの時、次女のことは諦めました。

 

 

 次女はおそらく、夫君と離婚して一人で暮らすことになるだろう…

 FRBの筋書き通りに…米国の物価は高騰し続けてアメリカ国民・次女の持っている貯金はすぐに底をつくことになるだろう…

 

 そして、次女は住むところを失くしてホームレスとなり…

苦しさのあまり、簡単に手に入るフェンタニルに手を出し…

という空想は止まらなくなります。

 

 

 

 そんな筋書きが私の脳裏を過ぎりました。

 でも、次女が選んだ道。 もう大人の次女が選んだ道。

 もう子供ではないのだから…そして、私はもう次女は最初から存在していなかったと思い諦めることにしました。

 

 そう思いながら、次女が妄想の中の好きな男性のストーカーになって、何か事件でも起こさないようにと祈っていました。

 

 長くなりましたので、次女のその後とキキのこととモモ君のことは次回にさせて頂きます。

 最後までお読みくださいまして有難うございました。

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