普段から色々と勉強になるので
jineco TV
という不妊治療のあれこれに
全国の有名なクリニックの先生が
答えてくれる、というネット配信を
見る機会も多いのですが、
セントマザー産婦人科医院の院長、
まぁーーー辛口
根底にあるのは
無駄に時間やお金をかけずに
確実に自分で産む子供を持たせてあげたい
という思いからの発言だとは思いますが
日本の生殖医療技術は世界トップクラス、
でも、出産成功率は世界的に見ると
最下位だそうです。
他国は20代後半～30代前半には
不妊治療を始めるのが一般的。
一方、日本の場合は40代が主な患者。
理由は晩婚・晩産だそうです。
44歳で不妊治療をしている方からの
「採卵数を増やすために日頃から
出来ることはありますか？」
という質問に対して
「こんな質問は時代遅れです」
と、バッサリ斬りました
この院長が言ってることを要約すると、
40才過ぎて採卵数が少ない
＝閉経に向けて体が準備している。
44才でも子供が欲しいなら
卵子提供で自ら出産して、
母になりなさい。
女性は母性本能によって
子どもが欲しいと思うもの。
でも、どこかで終わりの一線を
患者に伝えることも医師の務め。
そんな高齢妊活ではハッキリ言って
希望はほとんどない。
希望がほぼないのに、
不妊治療するなら、
現実的に母になれる為にできること、
すなわち 卵子提供での出産が1番です。
不妊治療の保険適用は
若い人に安く治療が受けられるように、、、
そういった事で始まった制度であると
思っている。
高齢者が使うためのものではない。
国がもっと早く、
女性は35歳までに子供を産むように
早くから教育をするべきです！
そんな事を言ってました。
聞いてて
何とも複雑な気持ちです。
わかる部分と、
ちょっとキツイなぁ～って部分と
確かに1000人を対象とした
PGT-A の事前試験結果では
40才以降の卵子は
7～8割が染色体異常だと証明されています。
そして、
私の子供の頃に40才過ぎての出産って、
なかなか聞いたことがありませんでした。
共働きが当たり前になり、
出会いも少なくなり、
景気も昔ほど良くない現代の女性は
どうしたって婚期が遅れる。
でも、婚期が遅かったら
子供を卵子提供一択でしか望んでは
いけないの？？？
確かに出産までの到達率は
40才では20%位だとよく数字を目にしますが、
確かに何度も
上手くいかない人もいるかもしれない、
でも何度もやって出産までいけた友人も
まぁまぁいます。
保険料収めて、
所得税収めて、
それで保険適用に年齢で線引きされて、
政治家共は「子育て世帯への支援」
ばかり謳い文句に人気取り。
出産までいける成功率が低いから、
だから保険適用外にしようと言うのなら、
人生 十分 長生きした高齢者にも
残りの人生短いから
一定の年齢以上は保険適用外です！
と言えるのか？？？
保険適用はもちろんありがたいけど、
まだまだ高齢妊活者への
風当たりは強いなぁと思ってしまいます
どこかで線引きしないと
無限に医療費の財源がある訳ではないので、
それは分かります。
でもさ、43才っていうのは
数字的に仕方ないのかな？とも思えても、
40才～は3回までって少ないのよ
本当にこの国は
子供を増やしたいのか
かと思えば、
可能性はゼロじゃない限り
不妊治療に
保険適用の線引きをするべきではない！
と、断言してくれる先生もいます。
私なら、
後者の先生に希望を託したいな
だって、
そんな言い方されたら
多分ストレスで上手くいく気がしない
日本での1人辺りの受ける
体外受精の回数って、
ヨーロッパ全土の体外受精の1人辺りの
回数より多いらしいです。
理由は高齢だから、
上手くいかないって事みたいですが、
そこはぜひ！
世界トップクラスの医療技術を駆使して
高齢妊活者の強い強い味方に
なって欲しいなと思います
親が高齢で子供が可哀想、とか、
そんな事の心配より、
子供自身が歩む人生が幸せなら
いいじゃない
親が若くないと子供は幸せになれない
ことはないでしょうし
私自身が40歳なので(あと2ヶ月で41歳
)
自分擁護に聞こえるかもしれないけど、
そうかもしれないけど
私はポジティブに頑張りたいし、
高齢妊活中の方見ると
心底の心底 応援してます
ワンコに絵本を読み聞かせして、
それを真剣に聞いて絵本を見つめるワンコ。
うん、我が子達ながら完全に
人と犬の関係を超越してるわ
