4歳の娘が寝る前に
「ねぇ、死んじゃったら
ママとパパが
おばあちゃんになって死んじゃったら、
なっちゃん どぉしたらいーの?」
と、不安そうに、
そして すがるように聞いてきた。
私は笑いながら、
「ママとパパは
死なないから大丈夫だよ」
と、明るく答えた。
「なんで!?何で死なないの!」
と、疑ってきたから
「なっちゃんが可愛いいから、
ママとパパは
死なない事になってるんだよ」って
当たり前の様に言ったら安心したのか
さっきまでの表情とは変わってました
私だって、
ママだって、なっちゃんと
いつまでも ずっと一緒に居たい
3歳でひいばぁちゃんが亡くなって、
お葬式に出て、
動かなくなったひいばぁが
お花に囲まれて棺に入ってる姿を見た。
そのひいばぁが火葬場で、
今度は骨になって戻ってきて、
次にひいばぁの家に行った時には
お仏壇に写真だけが飾られていて、
ばあちゃんには会えなかった。
まだ4歳の娘が、
小さな心で 死 というものを
精一杯受け止めて、
理解した。
もう、目を開けることも無く、
話すことも無く、
そして静かに眠って、
二度と会えなくなるという事を
娘は理解しました。
その事がきっかけで、
娘は死ぬということを
とても日常に感じるようになりました。
元気に鳴いて、
動いてたセミが地面に落ちて
バタバタと羽を動かし
仰向けのまま飛べなくなり、
静かになると
虫たちがその体を小さくしていく。
そういう姿に寂しさや悲しみを感じて
泣いたりします。
セミさんに、
死んで欲しくない!
死んじゃうの嫌だ!と、涙をこぼして。
今夜の出来事を、
娘が寝た後に旦那に話しました。
すると旦那は
「そうだよ、
俺たちが死んで自分一人だけになる事を
最近ずっと怖がってるんだよ。」と。
そうか。
先日 旦那と2人で洗車に行った娘。
ルンルンで出かけてったのに
帰宅した時には泣いていて
「ママとパパが死んじゃうの
いやぁだぁぁぁーーー!」と
言っていたのを思い出しました。
あの日も突然 娘は
車内でパパも死ぬの?と聞いてきて
死なないで!死んで欲しくない
と、泣き始めたそうです。
こんな小さな子が
親を亡くす想像なんてしたら
そりゃ恐怖なんてもんじゃない
可哀想
私なんて、遅めの出産だったし、
ただでさえ若くして出産した人よりは
娘との時間は短いかもしれない。。。
そう思ったら
少しでも娘の肌に触れていたくて
寝ている娘の足やらほっぺをスリスリ
撫でずにはいられなかった
一人ぽっちにならないように、
何とか弟妹を残してあげたいけど、
こればっかりはどうにも出来ず
ほんと辛い
どうしたら残された数年で
私に赤ちゃんが来てくれる?
どうしたら、もう1回
赤ちゃんが抱ける?
どうしたら。。。
苦しい。
毎日、苦しい。
どこからか引っ張り出してきた
手作りブーケと花冠
マタニティフォトで使った
私のハンドメイドアイテム
僕はなっちゃんのお兄ちゃんだよ!の顔。
そうだね、僕もずーーーっと
ずーーーーっと一緒にいて欲しいから
ずーーーーっとそばにいてね