ぎゅっと握りしめてる思い出たちに
頭と心を支配されて

"あの時こうしてたら良かったのかな?
あの時違う選択してたら今は違ったのかな?"

なんて
戻れないあの時に後悔してしまう時
決まって自分を言い聞かせる。

「スゴイ勉強になった」
「これでよかった」

と。

本心とは裏腹な解釈に変えて
能動的に生きてみても
ふっとした瞬間、あっという間に過去に引きずり戻されてしまう。

相手がいる時は無差別に誰かのせいにしてしまう。
本当はそんなことしたくないのに。




何度も何度も思い出しては
もう傷つく必要がないところの傷口をえぐってしまう。


ある日、ある人から

「生き辛そうですね」
と言われた事がありました。

生き辛い事は世の中のせいだと思っていたけど、最近生き辛い選択をしているのは自分自身だった事に気付かされた。

過去を清算することは
認めたくない自分とも向き合うことだけど
無駄なエネルギーを消耗する必要がなくなることでもある。


そんな風に思ったら

言わずに隠してしまってた言葉たちを
感謝にのせて伝わずにはいられなくなって

勇気を100%絞って
思い切って伝えてみた。
そのあとは
嘘みたいに心が軽くなって
優しい涙が溢れ、いつもの世界がキレイに見えた。
今まで気付かなかった、ありがとうに気づけるようになった。
気づけて、ありがとうと伝えられるようにもなった。

過去をちゃんと過去にする事。

過去に置いてきぼりしてしまった
自分の本当の気持ちを
一つづつ拾い集めて、形にしたら
忘れてた気持ちに気づけるね。


ぎゅっと握りしめていなくても
過去は消えず、自分の中にある。
だから、掌をこれから掴む幸せのために空けておこう(^-^)