幼少期コンプレックスの塊で
いつも人と比べては
自分の存在否定を繰り返していた。

自分は何のために生まれてきたんだろう?
そんなことばっかり思っていても
結局、誰もなにも教えてはくれなかった。

そんな時は
いつも誰かの力に頼って、背中を押してもらう事ばかり考えていた。


15歳のある日
TVを見ていてグサッと刺さり、気づかされる言葉に出逢い、私に教えてくれた。
その日から少しづつ卑下することをやめていきました。


常にそばにいるのは自分自身
だから、自分が一番の味方で良き理解者。

人に好かれようとする前に
自分を好きになろう。


と決めてから
誰かを羨むこと、才能を比べることが減った。

私は私。
なりたいなら、努力すればいい。

私は無知で馬鹿だし
勉強の仕方も努力の仕方も分からない分、
時間をかけて人並みにする!という手段をとりました。
そんな今でも、うまく出来ないことが多すぎて悲しくなる事があります。

その度に
『出来る』人も最初からうまくいったわけではなく。たくさんのモノを得た人は、たくさんの『出来ない』を乗り越えた人だと言い聞かせ、
出来ない自分を克服するため根性で動きました。

チャレンジして得た報酬は
出来ないを克服するもの大切だけど、出来るを強化する事の大事さに気づく事でした。
色々手を出して『アレもコレも出来ない』と嘆くばかりじゃ辛いだけで、『私にはコレだ!』という何か1つを伸ばそう。と考えてつく事はチャレンジなしでは辿り着けないプロセスなのかもしれません。


ある日、可愛い教え子に
『たまには30点の日を作ってあげてください』と言われた事があり驚きました。
毎日100点目指して生きているけど
30点以下の日ばかり、良くても50点いったかな?
そんな風に思っていたので…。


そんな今もアホみたいに頑張っても、頑張っても50点、70点、99点の日、それ以下の日や、
もちろん0点の日もあり、100点になった事はない。

100点になれないけど、
大切な人たちに、いつも支えられてる事に気づきました。
自分で背中を押してるつもりが、
たくさんが優しくを背中を押してくれていた。
これは当たり前の事じゃなくて、とても幸せな事。

人は変わり、成長をする。
急ぎ足で突っ走って周りが見えなくなったら、
スピードを落として、ゆっくり歩いて視野を広くしたら、目の前の大切なモノに気づいたりする。

出逢いも
今、自分に起きてる出来事も全部必然。

まだまだ100点の日は遠いし
コンプレックスとは一生の付き合いだけど
逃げず、隠さず、向き合ってる毎日が苦しくて、楽しい。
一日一歩、自分を好きになっていく。