娘が1歳になるまえに、母がお雛様を買いたい!と言ってくれた。

おばあちゃんがいたころは、毎年フルセット飾ってくれてて。おばあちゃんが年をとってからは、母が。
それがだんだん四段になり、二段になり、最後はお雛様とお内裏様だけ、それでも毎年必ずだしてくれてた。
ただ、桃の節句を過ぎてもなかなか片づけてくれなくて、
「お嫁に行き遅れるよー」と文句言うと、
「いいの、迷信だから」と言ってたな。
「お雛様どんなのがいい?」と言われて、「日本人形は怖いし、手入れも大変だしいらない」と断った私。
「そんなわけにいかないでしょう」と、
大丸へ足を運んではカタログの写真を送ってくれた。
「リヤドロなら可愛いかも!」となり、送ってくれたカタログの中から私が選んだ。
最初の年は飾ったけど、娘が歩くようになり、
壊されるのがこわくてその次の年からはだしていない。
そのうちおもちゃだらけになった家の中に置くところもなくて…

バレンタイン、こどもの日、誕生日、結婚記念日、進級、クリスマス、お正月…
イベントのたび、手紙やメッセージを送ってくれて、いつもお祝い事を大切にしてた母。
娘の七五三のこともずっと気にしてた。
元気になったら一緒にって思ってたのに。
もっとたくさん一緒にしたいことあったね
七五三の写真見せてあげれなくてごめんね
夫側からは、お祝い事ってしてもらったことなくて。
きっとこれからもなくて。
お年玉やクリスマスプレゼント、誕生日のメッセージなんかも皆無だし。
おばあちゃんを失った娘は、やっぱり、かわいそうだなって思う。
無条件に甘やかしてくれる、おじいちゃんおばあちゃんの存在って、小さい頃はとても大きいから。
遠方に住んでるのをいいことに、日頃こちらから連絡とったり、気遣ったりできてない嫁の私が悪いんだけど。
ママ、会いたいよ。
ひとつひとつが有り難かったんだって、たくさん愛をもらってたんだって、毎日感じる。
