降水量の恐怖
――降水量は、降った雨がどこにも流れ去らずにそのまま溜まった場合の水の深さで、mm(ミリメートル)で表しています。
例えば、「1時間で100ミリの降水量」は降った雨がそのままたまった場合、1時間で雨が水深10cmとなるということです。
1平方メートルに100ミリの雨が降った場合、水の量は100リットル(重さにして約100kg)になります。――(気象庁)
雨が降って1時間経ったとき、
降水量100ミリで10㎝、200ミリで、20㎝、300ミリで30㎝、40ミリで40㎝……
今迫りきている台風による降水量は500ミリとか? ということは、1時間で足元に水が50㎝溜まってしまうほどの雨ということ。
10㎝だって相当やばい。
高台に降った雨は下へと流れて溜まらない、その分、低地には余計に水が溜まるってことだよね。
1日で1か月分の雨が降る……などと最近はよく耳にするが、
私が普段1日1リットル水を飲むことを考えたら、
そこにいきなり1日(24時間)に30リットルをガブガブゴブゴブ飲む状態!
寝ずに一日中飲んでも、1時間ごとに1.25リットル。
……飲めるわけがない! 拷問だわ。水攻めだわ。体がぶっこわれるわ。
そんなことが地球の上で起こっているということか。
「注意してください」とテレビなどでは呼びかけるけれど、
どう「注意」すればよいのか?
非常用品を調えることくらいしかできないが、
とにかく気象情報をこまめにチェックして、
自分の五感を研ぎ澄ませ、早め早めに判断して行動を心掛けねば……と思う。
(……といっても、関東ローム層にいるので、平坦な土地に住んでいるし、荒川は近いし……悩ましい~。)
せめて台風が被災地へは進まなくなりますように。温帯低気圧(?)に変わってくれますように。