2014年夏 パタヤ旅行断片 4 どこにでも耳あり?
今回のパタヤ旅行は特にどこを観光するでもなく、
小奇麗だけど味気ないホテル(ヒルトンパタヤ)で、
リゾート気分を満喫するわけでもなく、
新しい発見も、意外な展開もなく。
贅沢な話とは思うが、面白みに欠ける旅行だった。
(ちなみに今年の旅先を選んだのは、夫。)
ただちょっと懐かし(?)かったのが、
耳ざとい怪しいオッサンの出現。
ホテルから空港までの復路の移動について、
タクシーをどこで調達するか、
ちょっと調べていたときのこと。
泊まっているホテルに頼む場合は、空港のタクシーカウンターで頼んだのと同じ料金だった。(まぁ、当たり前の料金だ。)
で、
それより安いタクシーはないか?と、探してみることにした。
街中の安ホテルでは、もっと安く調達してくれるのではないか?
参考までに、目に付いた安そうなホテルのフロントで訪ねてみた。
安ホテルは通りに面しており、ホテルのドアは開け放たれており、
フロントは入ってすぐのところ。
気さくそうなフロントマン(?)が教えてくれたのは、
我々のホテルが提示した額よりほんの100バーツ(約300円~350円)ほど安いだけだった。∑(-x-;)
……それなら、信用のおける我々のホテルで頼んじゃった方が、いいよね。
そんな結論に落ち着いて、
ぷらぷら歩き進めると、
数件先にマッサージ店を見つけたので、
一休みするつもりで、入ってみた。
外からは中がよく見えない、全面暗いガラス張りだったが、
店内に入ると、普通のガラスのように外が明るく普通に見える。
スタッフさんも明るいムードの女性たちで、
お会計も明瞭そう。
安心してフットマッサージを頼んでみた。
リクライニングシートに身を沈め、足を拭いてもらって
マッサージを始めようとしていると、
店のドアが開いて、ひとりの見るからに胡散臭い男が入ってきた。
我々のところに来て、
空港までのタクシーを捜しているんだろ?
ホテルは、タクシー代を幾らと言っていた?
俺ならもっと安く手配できるぞ。
どこのホテルに泊まっているんだ?
ホテルの名前はなんだ?
と聞いてくる。
顔に胡散臭さがこびりついている。
どんなに安くても、あんたには絶対頼まんっ!
って思わせるオッサンだった。
マッサージのお店の人は、その男を追い払うでもなく、
「……」って感じで
我々の会話に耳を澄ませながら、黙って作業を続ける。
だから、一瞬、
このおじさんは、このマッサージ店の人にはお馴染みの人なのかな?
店の中にまで入ってこさせているのだから、
乞食まがいの男というわけでもないのかな?
とも思ったが、
どう見てもどう聞いても怪しい奴だから、
要らない!と言って、ことわった(←私は、横で見てただけだが)。
男はそのまますっと店を出て行った。
で、
お店の人に、彼は誰? あなた方のお知り合い?と聞くと、(←これは、私が。)
お店の人は、「私たちは、あなた方の知り合いなのかと思ったわ。」と
眉を顰めて言うのだった。Σ(~∀~||;)
つまり、クダンの男は、
先のホテルのフロントでタクシーの話をしている我々の話を
たまたま通りかかって聞こえたのか、
ホテルの隅で虎視眈々と聞き耳を立てていたのか、
とにかく聞きつけて、すぐに我々の後を追って
暗いガラスでしっかり閉められていたマッサージ店の中まで入ってきたのだ。
関係ない店の中まで追ってくる……
昔ベトナムなどでは何度か経験があったけれど、
このところはトンとそんな経験がなかったので、
久々にイカガワシさプンプンのオッサンに会ったことよ
と、逆に新鮮でさえあった。(///∇//)
それにしても、どこで聞き耳を立てられているかわかったもんじゃないね。
やはり、油断できないわ。
今回のパタヤ旅行は特にどこを観光するでもなく、
小奇麗だけど味気ないホテル(ヒルトンパタヤ)で、
リゾート気分を満喫するわけでもなく、
新しい発見も、意外な展開もなく。
贅沢な話とは思うが、面白みに欠ける旅行だった。
(ちなみに今年の旅先を選んだのは、夫。)
ただちょっと懐かし(?)かったのが、
耳ざとい怪しいオッサンの出現。
ホテルから空港までの復路の移動について、
タクシーをどこで調達するか、
ちょっと調べていたときのこと。
泊まっているホテルに頼む場合は、空港のタクシーカウンターで頼んだのと同じ料金だった。(まぁ、当たり前の料金だ。)
で、
それより安いタクシーはないか?と、探してみることにした。
街中の安ホテルでは、もっと安く調達してくれるのではないか?
参考までに、目に付いた安そうなホテルのフロントで訪ねてみた。
安ホテルは通りに面しており、ホテルのドアは開け放たれており、
フロントは入ってすぐのところ。
気さくそうなフロントマン(?)が教えてくれたのは、
我々のホテルが提示した額よりほんの100バーツ(約300円~350円)ほど安いだけだった。∑(-x-;)
……それなら、信用のおける我々のホテルで頼んじゃった方が、いいよね。
そんな結論に落ち着いて、
ぷらぷら歩き進めると、
数件先にマッサージ店を見つけたので、
一休みするつもりで、入ってみた。
外からは中がよく見えない、全面暗いガラス張りだったが、
店内に入ると、普通のガラスのように外が明るく普通に見える。
スタッフさんも明るいムードの女性たちで、
お会計も明瞭そう。
安心してフットマッサージを頼んでみた。
リクライニングシートに身を沈め、足を拭いてもらって
マッサージを始めようとしていると、
店のドアが開いて、ひとりの見るからに胡散臭い男が入ってきた。
我々のところに来て、
空港までのタクシーを捜しているんだろ?
ホテルは、タクシー代を幾らと言っていた?
俺ならもっと安く手配できるぞ。
どこのホテルに泊まっているんだ?
ホテルの名前はなんだ?
と聞いてくる。
顔に胡散臭さがこびりついている。
どんなに安くても、あんたには絶対頼まんっ!
って思わせるオッサンだった。
マッサージのお店の人は、その男を追い払うでもなく、
「……」って感じで
我々の会話に耳を澄ませながら、黙って作業を続ける。
だから、一瞬、
このおじさんは、このマッサージ店の人にはお馴染みの人なのかな?
店の中にまで入ってこさせているのだから、
乞食まがいの男というわけでもないのかな?
とも思ったが、
どう見てもどう聞いても怪しい奴だから、
要らない!と言って、ことわった(←私は、横で見てただけだが)。
男はそのまますっと店を出て行った。
で、
お店の人に、彼は誰? あなた方のお知り合い?と聞くと、(←これは、私が。)
お店の人は、「私たちは、あなた方の知り合いなのかと思ったわ。」と
眉を顰めて言うのだった。Σ(~∀~||;)
つまり、クダンの男は、
先のホテルのフロントでタクシーの話をしている我々の話を
たまたま通りかかって聞こえたのか、
ホテルの隅で虎視眈々と聞き耳を立てていたのか、
とにかく聞きつけて、すぐに我々の後を追って
暗いガラスでしっかり閉められていたマッサージ店の中まで入ってきたのだ。
関係ない店の中まで追ってくる……
昔ベトナムなどでは何度か経験があったけれど、
このところはトンとそんな経験がなかったので、
久々にイカガワシさプンプンのオッサンに会ったことよ
と、逆に新鮮でさえあった。(///∇//)
それにしても、どこで聞き耳を立てられているかわかったもんじゃないね。
やはり、油断できないわ。