2014年4月京都の春 2婆の旅

2014年、4月に、2婆(姉・私)で、京都に花見旅行に行ったときの覚書です。

13 Je vous en ……高台寺





高台寺の山号は「鷲峰山
……ワシの峰の山と書いて、「じゅぶざん」と読むらしい。
「je vous en prie.(ジュヴザン プリ)」まであと一息……と残念に思うのは、私だけ?にひひ


高台寺は
豊臣秀吉没後、その菩提を弔うために秀吉夫人の北政所
(ねね、出家して高台院湖月尼と号す)が
慶長11年(1624)開創した寺である
。」(=◇=;)


ねねは「天正16年(1588)に従一位叙せられ
慶長8年(1603)に後陽成天皇より高台院の号を賜
」ったらしい。Σ(=°ω°=;ノ)ノ


「従一位」……って、日本の「位階」の最高峰「正一位」の次に偉い位。アップ
女性では実質最高位だ。キラキラ

秀吉は「正一位」を受けている。
「正一位」は、秀吉の後、織田信長が受けて、それが最後らしい。∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
だから、「従一位」なんて、実質「正一位」に匹敵するくらいなものだったろうね。1


天皇様から位を頂いて、自分の格が上がる……アップ
熱烈な勤皇主義」なはずだよね。(=◇=;)




徳川家康は当時の政治的配慮から多大の財政的援助を行なったので、
寺観は壮麗をきわめたという
。」

たびたびの火災」で、「多くの堂宇を失」ったらしいので、
創建当時の「壮麗をきわめた」様子は想像するしかないが、
境内はそこここに花が咲き、春の美しさを喜んでいるようであった。 音譜



塔

花1



花2


花3

変った瓦

枝垂れ桜

この枝垂れ桜、チケットには2本並んで写っていたのだが、
実際には1本だった!Σ(・ω・ノ)ノ!(……と、後で姉が発見。)


庭園1

秋は秋で、紅葉が美しそうな庭だ。

庭園2

空





この古ぼけた掘っ立て小屋は……えっ

時雨亭

重要文化財の「時雨亭(シグレテイ)」。∑(-x-;)

撮る人が撮ると
こんな風情のある茶室(茶小屋?)になる。キラキラ(/ω\)

ネット時雨亭
(ネットより拝借画像)

で、時雨亭と土間廊下で繋がっている「傘亭(カサテイ)」

傘亭
(ネットより拝借画像)


天井から埃カスが落ちてきそうだが……。ガーン
実際にこういうところでお茶を立てて頂いて一服味わってみないことには、お茶
こうした茶室のよさは、私にはよくわからない。(;^ω^A

簡素に見えて真の贅を尽くしているのであろう茶室にあってお茶を飲めば、
虚飾を脱ぎ捨て、素の自分というものを、くつろぎながら見つめられるのだろうか。| 壁 |д・)



「時雨亭」も「傘亭」も、
利休の意匠により茶席であり伏見から移建したもの」ですと。Σ(~∀~||;)


千利休の木像を「処刑」し、血
利休自身にも切腹を申し付け、血痕3
その首を一条戻り橋の上に晒させたほど生首
秀吉が憎んだ利休。メラメラ

その利休の意匠による茶席を二つも、なぜ……?はてなマーク┐( ̄ヘ ̄)┌



ヒヨちゃん

ねねのつぶやきを聞いていたかもしれないヒヨ鳥
の子孫かもしれないヒヨちゃん。( ´艸`)






山の斜面には、大きな白亜の観音像。
なんとなく、不似合いな感じがするのは、私だけ?汗

観音様


これって、“マニ車”だよね?
チベット仏教でよく見かけるけれど、
なぜに高台寺に……?(とにかく仏教だからいいのかな?)

マニ車

回すだけで、ご利益があるという
楽しいような、いい加減なような……。!(´Д`;)
      

           つづく