2013年6月に訪れた小諸、長野の旅日記です。


牛に引かれて、木像に惹かれて 4 遥かなる善光寺



不信心なオババは、布惜しさに
小諸から少し離れたなんとかという辺りから善光寺まで約40㎞の道のりを歩いたわけだが、∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
現代人の我々は、レンタカーでひとっ走り!車
すぐだ。

……と思ったが、小諸から長野までは、高速を使っても車で1時間掛かった。あせる
案外遠い。(;´Д`)ノ


不信心なオババの脚力たるや相当なものだのね。走る人


でも、昔は布なんて貴重品だろうから、
もったいなくて、惜しがるのは当然のこと。
老体に鞭打って長い道のりを歩いたオババは
むしろ賞賛されてしかるべきようにも思う。

(それ以前に、善光寺にちゃんとお参りしていなかったのが、悪く言われる原因なんだろうねぇ。「布引観音」の物語りは、“不信心者=強欲で性格の悪い人間”というイメージを広め、信者を増やすための物語の一つなんだろうね。宗教のイメージ戦略の力、物語宣伝の効果、恐るべし……。| 壁 |д・))



そもそも、車で一時間って、
オババのいたあたりから長野善光寺まで、
40km以上あるってことではないかぃ? 
軽く100km以上はあったってことでは?

はっ、もしかして、オババは布引山中にある、善光寺に通じているという「善光寺穴」を通ったのでは?――∑(゚Д゚)


それだけ歩いたのだから、しかも、心根をとりあえずは入れ替えたのだから、
布を返してあげればよかったのに……。
観音様も案外連れないことをなさるものだ。しょぼん


           つづく


おまけ

当たり前なんだけど、いまさらながら
本当に実在していたんだ! と驚いた。
食べたことはなくとも、みんなが知っていた
「当たり前田のクラッカー!」

夫婦世界旅行-妻編-あたりまえ

お味は、当たり前なクラッカーだった。

前田のクラッカーは実在していたけれど、
CMって、実在していないものだって、
実在するように思わせてしまいかねない力があるよね。
改めて、宣伝の力って、凄い……。


こんななめこさえ、どこかに棲息している気がしてくるわ。

夫婦世界旅行-妻編