2013年6月に訪れた小諸、長野の旅日記です。


牛に引かれて、木像に惹かれて 2 小諸なる布引観音



以前は小諸(コモロ)駅から車で10分ほどで、車
スムーズに千曲川沿いにある布引山の麓の駐車場に着いた。


しかし、今回、カーナビ通りに進んでいったら、
山の中へ山の中へとくねりくねって入っていき、(((( ;°Д°))))
布引観音の上の方の、小さな駐車場(空き地?)に着いてしまった。!(´Д`;)


そこから布引観音を徒歩で目指せば、もはや岩山を登る必要もなく、すぐに境内に着きそうだ。



がっ、


布引観音は麓から岩山を登りながらの参詣こそが醍醐味なのだっ!!!パンチ!
布引観音は麓からお参りしなければならぬっっっ!!!パンチ!(←私の信念)


カーナビでは、いかに入力しても山の上へ連れて行かれてしまうので、ヾ(▼ヘ▼;)
諦めてカーナビを消し、(-_-メ
道路標識などを目印に探して、
やっと布引観音の麓の駐車場に到着。DASH!

夫婦世界旅行-妻編-布引山麓の駐車場

ここ、ここ!ヾ(@^(∞)^@)ノ
ここから登り始めなければならぬぞえ!グー

駐車場にはトイレもあり。OK

夫婦世界旅行-妻編-岩山の階段

夏草茂る岩山には、ちゃんと階段が設えられているので、
息は切れるが、体力さえそこそこあれば、誰でも登れる。チョキ
注意ただし、ハイヒールなんかは駄目駄目ね)





深い岩山に囲まれた道を登るのは楽しい。音譜
岩岩が縦横に押し合いへし合いして見えて、
面白い。

夫婦世界旅行-妻編-岩岩岩



滝は、水不足の影響か、
水が干上がり、1滴の水も流れていない。

夫婦世界旅行-妻編-不動の滝ドライ


ところどころ、岩を色々に見立てて、
説明がなされている。( ´艸`)


「牛岩」牛

夫婦世界旅行-妻編-牛岩

この岩の中に「牛」が見える……らしい。
が、私には、いつ見ても、どうもよくわからない。あせる



「馬岩」なるものもあった。馬
「牛岩」同様、私にはどう見立てたらそう見えるのか、よくわからない。あせる
が、その横にある樹木の素晴らしいこと!:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

夫婦世界旅行-妻編-馬岩

この布引山の裏の台地が、
平安時代、朝廷直轄の官牧であった
っていうのだから、∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
いい馬がたくさんいたんだろうねぇ。
小諸の人々は、牛にも馬にも親しんでいたんだろうねぇ。




「善光寺穴」。
善光寺まで通じているという洞穴らしい。( ´艸`)
善光寺で火災があると、その煙がここから出てくる……メラメラ
って、ウソか真か、面白い話だ。

夫婦世界旅行-妻編-善光寺穴




「見守り地蔵」
信者の人々が、置いていったものらしい。
旅の無事、参詣の無事を見守ってくれているお地蔵さんらしい。ラブラブ

夫婦世界旅行-妻編-見守り地蔵







参道の途中には、今にも崩壊しそうな、
木ももろもろな仁王門が。ボロ

夫婦世界旅行-妻編-仁王門

仁王門の向こうはもはや行き止まりになっていたが、
昔はもしかしたら本堂の方へここから行けたのかも?
門の両脇には、
これまた埃を被って風化するままの
金剛力士像?らしきものが二体。

夫婦世界旅行-妻編-金剛力士?

(私が学生の頃には、既に廃れた門だったと思うが、
これらの金剛力士像は設置されていなかった気がするのだが……?はてなマーク



道々、岩岩の隙間に、岩の上に、岩の下に、
地蔵が並ぶ。
信者さんたちが勝手に置いていったものらしい。(釈尊寺の奥様の言)

夫婦世界旅行-妻編-お地蔵様たち


もんもりと茂った木々と聳え立つひんやりした岩岩とで
薄暗くなったかと思うと、
夫婦世界旅行-妻編-小暗い

天から木漏れ日降り注ぐ。気持ちいいーっ!キラキラ

夫婦世界旅行-妻編-木漏れ日



台風が近づく中、強行してきてみたが、
お天気はなんとかひどく崩れることなく、
お日様まで差してきてくれた~!(。-人-。)ラブラブ



岩に張り付くように造られたお堂が見える。

夫婦世界旅行-妻編-岩肌にお堂


夫婦世界旅行-妻編-もう一息

やっと山門が見えてきた。

夫婦世界旅行-妻編-山門






今回は、境内に異臭が満ちている、なんてことはなく、チョキ
猫が何匹もうろついていることもなく。


境内には、思い思いに置かれたかに見える彫像が、
あちこちに。

「牛」はわかるとして……

夫婦世界旅行-妻編-牛


これは、「閻魔さま」と「強欲婆」?о(ж>▽<)y ☆

夫婦世界旅行-妻編-閻魔と山姥?




これは、牛か、狛犬のつもりか……?f^_^;

夫婦世界旅行-妻編-狛犬?


ここしか空きスペースがないわ……
って感じで、
草葉の陰にそっと置かれたお地蔵様もあり。

夫婦世界旅行-妻編-置かせてちょ


夫婦世界旅行-妻編-お墓


夫婦世界旅行-妻編-白山社






本堂を通り越して、
岩のトンネルをくぐっていくと、

夫婦世界旅行-妻編-観音堂への道

夫婦世界旅行-妻編-観音堂への道2



断崖絶壁に作られた「観音堂」がある。


夫婦世界旅行-妻編-観音堂(ネットより)
(ネットより拝借)

夫婦世界旅行-妻編-絶壁からの風景1



観音堂の右脇は、今は柵で立ち入り禁止にされ、
暗闇です」と断言されていたが、Σ(・ω・ノ)ノ!

夫婦世界旅行-妻編-暗闇です


昔はここは封鎖されておらず、
入っていけた……と記憶している。あせる

夫婦世界旅行-妻編-暗闇の中

ほら、
「暗闇」じゃないし。( ´艸`)

ぐぐっと中まで入っていって、
あの奥の穴をくぐって
さらに胎内のようなトンネルをくぐって、
絶壁からの風景が臨めたよね?(と記憶している。)
今は、もう行けない。残念。ダウン


それにしても、「暗闇です」とは、
なんとも示唆的な、暗示的なフレーズだわ。にひひ
ただ「立ち入り禁止」と表示するだけより、気が利いている。



まぁ、奥の奥のところまで行けなくとも、
絶壁風景はなかなかのもので。ヽ(゚◇゚ )ノ

夫婦世界旅行-妻編-絶壁からの風景2



さて、今回の旅の目的、
15年間その素晴らしさを忘れられなかった白木の仏像と
いよいよご対面しよう!グー 
と、本堂へ戻る。

感動の再会、なるかっ!?

                     つづく