2011年広島・宮島旅行4 奥田元宋・小由女美術館―茶がウメ~!



コレイイ!( ´艸`)ラブラブ

夫婦世界旅行-妻編-神坂雪佳 金魚玉図
(↑神坂雪佳 「金魚玉図」)


琳派・若冲と雅の世界」展では、
ただ雅なだけでない画家達の苦労が察せられる作品も多かった。ラブラブ


伊藤若冲にしても、琳派の人々にしても、
いかに写し取るかにどれほど腐心したであろうことか。ドキドキハートブレイクドキドキ

竹が風に大きく揺すられているさまを
横線を駆使して、表現しようとしていたり、RUNNER
差し込む日差しを墨の濃淡でなんとか表そうとしていたり……。UFO
漫画で動きを表す手法の萌芽は江戸時代にあるのではなかろうか。ひらめき電球


とにかく、見応えのある展覧会であったよ。合格(・∀・)


奥田元宋・小由女美(オクダゲンソウ・サユメ)術館
常設に奥田元宋の作品と、妻、小由女の作品(人形)が展示してあり、
そちらの方も見応えがある。チョキ

小由女さんのほぼ等身大の人形達も
実にいい!(-^□^-)
温かい色合いに、優しい表情。
そして、常に爽やかな風に吹かれている
そんな作品たちである。

夫婦世界旅行-妻編-小由女さんの作品
(↑ネットより借用)


若冲の、命がほとばしっているような深く鮮烈な赤と鶏
奥田元宋の、真摯でいて慈愛にも似た勇壮な赤。momiji☆☆

どちらも、人からどんな画家?と聞かれると、
私はまず「赤!」と思い浮かぶのだが、

もしかして、「赤」繋がりで、赤
奥田元宋・小由女美術館で「琳派・若冲と雅の世界」展が開催されることになったのではないか?と思われるほど。
赤! 江戸の雅! 赤! 現代の風景! と来たところで、
小由女(サユメ)女史の色とりどりの人形たちが心地よい。 (-^□^-)



実にお薦めの美術館である。ドキドキ

夫婦世界旅行-妻編-奥田元宋・小由女美術館

外見はどこか体育館のようだが、
美術館である。( ´艸`)

夫婦世界旅行-妻編-体育館のようですが



夫婦世界旅行-妻編-窓からの風景

3階にある中庭?には水が溢れ続ける池(?)があり、
ここに満月が昇って見えたら、水面にも映えて、さぞ美しかろう。キラキラ

こんな感じ?(ネットより借用)

夫婦世界旅行-妻編-満月だったら・・・



茶室はまだ新築の香りがした。キラキラ

夫婦世界旅行-妻編-茶室

夫婦世界旅行-妻編-山至りて


ここで頂いた裏千家のお茶が美味しかった~♪アップ


お茶はいつでもどこでも裏でも表でも
ウメ~ものだと思っていたけれどо(ж>▽<)y ☆
(私が出鱈目に立てるお茶でもウメ~と感じていた)、

美味しさに違いがある! 
と初めて感じた。
格別に美味しいお茶であった。キラキラ


お茶を嗜む友によると、この美味しさは、
「“いいお抹茶”を使っているのではないか」とのこと。Σ(・ω・;|||

お茶を立てる人の技や心映えも肝心なのだろうが、
まずは素材(?)が大きくものをいうものなのね。(=◇=;)


お茶を運んできてくださった女性の着物も着付けも素敵で、クラッカー
特に薄墨色(?)に一輪の赤い花が描かれた帯が素敵で、椿
素敵素敵、あの花なぁに?はてなマークと私がうるさいものだから、
友がその方にその花の名前を尋ねてくれた。グー


その方は
ちょっと恥ずかしそうに、しかし、にっこり微笑んで、
「これは大正時代に祖母が自分で作った帯なんですよ」と教えてくださった。Σ(・ω・ノ)ノ!

手作りの帯!? そりゃすごい!
いぁ、でも、お聞きしたいのは帯の模様の花の名前なんだけど……。(^^ゞ


で、意を決して?かどうか、
友がうまい具合にさりげなく、
「ええ、素敵な帯で、そのお花が何の花かな~って……」と
いまいちど花の名前を聞き出さんとしてくれた。パー

が、


「ええ、これね、祖母の手作りで……」と。ガックリ


帯が手作りできちゃうこと、
親子三代大切に使われること、
解いて縫い直しも出来ちゃうことは重々わかりました。(。-人-。)


こんなチグハグナ会話もお茶を美味しくする一因であるね。( ´艸`)ラブラブ



くどいようだが、声を大にして言いたい。
奥田元宋・小由女美術館、
いい!
ベル



あとは、徒歩旅行者のために、アクセスをもっとよくしてくれれば言うことはない。
あ、いぁ、あと、せめて常設の作品の絵葉書、カタログなどはもっと揃えておいて欲しいです……。あせる

               ほいじゃのう