4月末、まだ桜見には早すぎた東北桜ツアーの続きです。
みちのく三大桜ツアー4 桜未然の角館
みちのく三大桜ツアーのツアーバスは、
岩手県北上展勝地を後にして、
一路秋田の角館(カクノダテ)へ向かった。
あまり桜は期待できない旨、前もってガイドさんから気の毒そうに告げられる。
さもありなん……。
すでに桜にほとんど期待できないことを悟って我々は苦笑い。f^_^;
駐車場から角館の町へ繰り出すと、
他のツアー客も押し寄せており、
町はもう祭りのような賑わい。(((( ;°Д°))))
ババヘラアイス発見!
↓
婆がヘラで掬って盛ってくれるアイス(というより、シャーベットだが)。
シャーベットのお味はともかく、
こういうものを頂くと、
観光旅行してる! という気分になる。( ´艸`)
営業用の笑顔なれど、
愛想よくヘラで盛ってくれた婆様。(-^□^-)
↓
角館は枝垂れ桜が有名らしいのだが、
はい。桜はなし!
黒塀に薄桜色の花々が枝垂れかかったら、
さぞ美しいだろう……。
↓
「○○家」なる武家屋敷がいくつもあって、
「角館武家屋敷資料館」や、
お菓子屋さん、民芸品店、美術館や桜皮細工屋さんや、
酒造店、食事処、
「新潮社記念文学館」なるものもあった。(°Д°;≡°Д°;)
西側を桧内川(ヒノキナイガワ)に、南側を玉川(タマガワ)に囲まれた、
南北に伸びたメインストリートのある城下町。
大きく分けると、
北側は武家屋敷が並ぶ「武家町」、
南側は商家が並ぶ「商人町」となっている。
1620年頃の町並みがそのまま残されているらしい。∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
ガイドさんからは、武家屋敷をどれか1つ選んで見学するとよいと
アドバイスを頂くが、
母も姉も武家屋敷にはさほど興味ないようで、
とにかくメインストリートをぶらりと散策することにした。
桜はみられなかったが、
角館という町は、
通りの幅が広く、
背の高い木々が植えられていて、
広々として、
東北! って感じ。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
↓
あああぁっ!桜だ!?Σ(・ω・ノ)ノ!
と思ったら、
店先に飾られた生け花の桜だった。
↓
岩手も秋田も桜が咲いていないのに、
この桜、どこから仕入れたのだ……?(=◇=;)
桧木内川(ヒノキナイガワ)沿いは桜並木の遊歩道。
↓
空と川とが伸びやか~!
桜の蕾はぼってりと重たげに太い線を描く。
↓
まるでベルナール・ビュフェが描いたみたいな(?)線太な蕾たち。
桜の樹皮を加工している匠をしばし観察。
鏝を当てて、樹皮を整えている。
↓
左側が仕上げ(?)をした部分、右半分が、素の桜の樹皮だそう。
↓
てらてらと光沢のある茶色い桜樹皮は、しばしば見かけるが、
艶を出していない桜細工は初めて見た。
まるで白樺のように白い桜樹皮を使った茶筒もあった。
↓
桜でこうした白い樹皮はとても珍しいのだと言う。(by 匠)
匠自らが山に入って、
やっと出会えるか出会えないかという白さなのだという。
(話を聞くだけ聞いて、何も買わずにごめんなっす。f^_^;)
角館で驚いたのは、やたら「もろこし」なるお菓子が売られていたこと。Σ(・ω・ノ)ノ!
一見、小さな落雁のようなお菓子である。
「とうもろこし」でもないのに、
なぜ「もろこし」? と不思議に思っていたら、
「生もろこし」まで登場!∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
店に入って試食してみた。
もろこし――それは、小豆の粉を砂糖で固めたお菓子だった。
小豆のほっこりした旨みと爽やかな甘さとがグッドマッチ!
特に生もろこしは、冷凍して、それを半解凍状態で食べるのがよいらしい。
(ちょっと喉が渇くのが玉に瑕か。)
試食コーナーはまるでイレグイ状態。
はたまた、お麩に群がる鯉のごとし。
お茶も自由に飲めるので、
いくらでも試食できちゃう。
もともと中国からのお菓子で、「もろこし(唐土)」というらしい。
砂糖は鑑真が日本にもたらしたものだと
説明あり!Σ(・ω・ノ)ノ!ソーダッタノカ!
参照:SCIENCE@SUGAR
砂糖のない世界=スィーツのない世界……、
どれほど味気ないものだったろう?
糖分を摂取しない日は一日とてない私には想像もできない。((>д<))
でも、砂糖がなければ、
人々が虫歯になることもなかったかな?
ポップコーン屋さんも煙をモクモクさせて、
長閑に頑張っていた。
↓
「菓子や横丁」なる一画もあって、
……と言っても、
ほとんどは「もろこし」販売所だったような……。
↓
肝心な桜は見られず、
しかし、桜目当てに
押し寄せた観光客が溢れていた町、角館。
土産物屋でもみくちゃにされて帰ってきた感が強いが、
深い木立はやはり印象的であったよ。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
北上もそうだが、
どうせ桜が見られないのなら、
オフシーズンにのんびり散策したい町であった。
つづく
みちのく三大桜ツアー4 桜未然の角館
みちのく三大桜ツアーのツアーバスは、
岩手県北上展勝地を後にして、
一路秋田の角館(カクノダテ)へ向かった。
あまり桜は期待できない旨、前もってガイドさんから気の毒そうに告げられる。
さもありなん……。
すでに桜にほとんど期待できないことを悟って我々は苦笑い。f^_^;
駐車場から角館の町へ繰り出すと、
他のツアー客も押し寄せており、
町はもう祭りのような賑わい。(((( ;°Д°))))
ババヘラアイス発見!
↓
婆がヘラで掬って盛ってくれるアイス(というより、シャーベットだが)。
シャーベットのお味はともかく、
こういうものを頂くと、
観光旅行してる! という気分になる。( ´艸`)
営業用の笑顔なれど、
愛想よくヘラで盛ってくれた婆様。(-^□^-)
↓
角館は枝垂れ桜が有名らしいのだが、
はい。桜はなし!
黒塀に薄桜色の花々が枝垂れかかったら、
さぞ美しいだろう……。
↓
「○○家」なる武家屋敷がいくつもあって、
「角館武家屋敷資料館」や、
お菓子屋さん、民芸品店、美術館や桜皮細工屋さんや、
酒造店、食事処、
「新潮社記念文学館」なるものもあった。(°Д°;≡°Д°;)
西側を桧内川(ヒノキナイガワ)に、南側を玉川(タマガワ)に囲まれた、
南北に伸びたメインストリートのある城下町。
大きく分けると、
北側は武家屋敷が並ぶ「武家町」、
南側は商家が並ぶ「商人町」となっている。
1620年頃の町並みがそのまま残されているらしい。∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
ガイドさんからは、武家屋敷をどれか1つ選んで見学するとよいと
アドバイスを頂くが、
母も姉も武家屋敷にはさほど興味ないようで、
とにかくメインストリートをぶらりと散策することにした。
桜はみられなかったが、
角館という町は、
通りの幅が広く、
背の高い木々が植えられていて、
広々として、
東北! って感じ。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
↓
あああぁっ!桜だ!?Σ(・ω・ノ)ノ!
と思ったら、
店先に飾られた生け花の桜だった。
↓
岩手も秋田も桜が咲いていないのに、
この桜、どこから仕入れたのだ……?(=◇=;)
桧木内川(ヒノキナイガワ)沿いは桜並木の遊歩道。
↓
空と川とが伸びやか~!
桜の蕾はぼってりと重たげに太い線を描く。
↓
まるでベルナール・ビュフェが描いたみたいな(?)線太な蕾たち。
桜の樹皮を加工している匠をしばし観察。
鏝を当てて、樹皮を整えている。
↓
左側が仕上げ(?)をした部分、右半分が、素の桜の樹皮だそう。
↓
てらてらと光沢のある茶色い桜樹皮は、しばしば見かけるが、
艶を出していない桜細工は初めて見た。
まるで白樺のように白い桜樹皮を使った茶筒もあった。
↓
桜でこうした白い樹皮はとても珍しいのだと言う。(by 匠)
匠自らが山に入って、
やっと出会えるか出会えないかという白さなのだという。
(話を聞くだけ聞いて、何も買わずにごめんなっす。f^_^;)
角館で驚いたのは、やたら「もろこし」なるお菓子が売られていたこと。Σ(・ω・ノ)ノ!
一見、小さな落雁のようなお菓子である。
「とうもろこし」でもないのに、
なぜ「もろこし」? と不思議に思っていたら、
「生もろこし」まで登場!∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
店に入って試食してみた。
もろこし――それは、小豆の粉を砂糖で固めたお菓子だった。
小豆のほっこりした旨みと爽やかな甘さとがグッドマッチ!
特に生もろこしは、冷凍して、それを半解凍状態で食べるのがよいらしい。
(ちょっと喉が渇くのが玉に瑕か。)
試食コーナーはまるでイレグイ状態。
はたまた、お麩に群がる鯉のごとし。
お茶も自由に飲めるので、
いくらでも試食できちゃう。
もともと中国からのお菓子で、「もろこし(唐土)」というらしい。
砂糖は鑑真が日本にもたらしたものだと
説明あり!Σ(・ω・ノ)ノ!ソーダッタノカ!
参照:SCIENCE@SUGAR
砂糖のない世界=スィーツのない世界……、
どれほど味気ないものだったろう?
糖分を摂取しない日は一日とてない私には想像もできない。((>д<))
でも、砂糖がなければ、
人々が虫歯になることもなかったかな?
ポップコーン屋さんも煙をモクモクさせて、
長閑に頑張っていた。
↓
「菓子や横丁」なる一画もあって、
……と言っても、
ほとんどは「もろこし」販売所だったような……。
↓
肝心な桜は見られず、
しかし、桜目当てに
押し寄せた観光客が溢れていた町、角館。
土産物屋でもみくちゃにされて帰ってきた感が強いが、
深い木立はやはり印象的であったよ。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
北上もそうだが、
どうせ桜が見られないのなら、
オフシーズンにのんびり散策したい町であった。
つづく