2007年 枯れ紅葉の京都
40重森三玲(しげもりみれい)庭園美術館
(老母と姉と私との、京都1泊3人旅のつづきです)
東寺(トウジ)が思いの外楽しくて、あれこれ見ていたら、時間があっという間に過ぎ、
重森三玲(シゲモリミレ)庭園美術館に予約していた時間(午後2時)に少し遅れてしまった。
タクシーの運転手さんさえ、その場所を知らない。
名前は聞いたことがあるらしいが、どこにあるのかはご存じない。((゚m゚;)
こちらも京都大学のすぐそばにあるらしいとしかわかっていないのだった。┐( ̄ヘ ̄)┌
いままでは個人の邸宅で公開されていなかったのだが、
つい最近公開されたらしい……
とても素敵な庭園らしい……
という噂をお友達から聞きつけた姉のリクエストでやってきた重森三玲邸。
それは京都大学のそばの、
吉田神社の“裏参門”(昔のセレブの人が、人込みを避けて落ち着いて上がれた山門らしい。by通りかかったおじさん談。)へ続く通りに存在していた。
塀の中へ入っていくと、さらに庭園を囲んだ塀があり、
開かれた門扉から枯山水らしき庭園が見える。
ひっそりとしたその門をくぐろうとすると、次の時間まで待つように注意書きが置いてあった。
庭園について説明する係りの人が、予約してある時間にきっちり始めているらしい。
ぼんやりと遅れてはせ参じた我々は、さてどうしようかと困ったが、
帰りの新幹線の時間もあることゆえ、
無理やり入り込んで様子を覗いてみた。
(↑門扉の向こうの石畳に、入庭を制限する注意書きがぴらり)
数人の見学者が座敷にあがり、静かに係りの人の説明に耳を傾けていた。
下手に声もかけられない雰囲気。∑(-x-;)
彼らの邪魔にならないように、庭の隅っこにコソコソッと入り込み、
座敷から漏れ聞こえてくる係員さんの説明に聞き耳を立てる。
「サクテイ」「ゾウエン」、そんな言葉が聞こえてくる。
「作庭」「造園」らしい。
どうやら重森三玲(シゲモリミレイ)とは人の名で、彼は屈指の作庭家だったらしい。
名だたる庭園を手がけているが、
この邸宅を買い受けて、自分の自由な庭を造ってみたらしい。
枯山水の常識を破った立体的な造り(?)がすごいらしい。
……なんだか、どうやらそんなことを説明いただいたような気がする。(^^ゞ
注:詳しくはネットをご参照あれ。
重森三玲:1896(明治27年)~1975(昭和50年)
ウィキペディア:重森三玲
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8D%E6%A3%AE%E4%B8%89%E7%8E%B2
重森三玲庭園美術館:http://www.est.hi-ho.ne.jp/shigemori/association-jp.html
日本庭園的生活:
http://japagarden.exblog.jp/tags/%E9%87%8D%E6%A3%AE%E4%B8%89%E7%8E%B2/
重森三玲略歴:http://www.est.hi-ho.ne.jp/shigemori/mirei_bio.html
で、とんと要領の得ないまま訪れ、庭を見回している私としては、
わけがわからないままに、味わってみる。
さほど広くもない庭に大きな石が独特な味わいを醸し出している。
大地から突き出ているようでもあり、
庭を海と見れば、海から突き出した岩のようにも見える。
石の感じはよいね。ふむふむ……ってなもんである。
三玲……なんだか美しげな名前だが、なんで「ミレイ」なんて名前なんだろう?……ってなもんである。
(注:「落ち穂拾い」「種まく人」で知られる画家、ミレーにあやかって付けた名前らしい。)
どんな顔した人なんだろう? ……ってなもんである。
説明する係り人も、こんなに厳粛な雰囲気を醸し出さなくてもよかろうに? ……ってなもんである。
かなり不謹慎な心持ちのまま、ぽよよ~んと庭に見入る。
で、とりあえず、手当たり次第に写真に撮ってみた。
下手な鉄砲数撃ちゃ当たるか? ……てなもんである。
う~ん。龍安寺の枯山水などと比べると、ずっと情熱的?
造形への意図が、挑戦的?よぅ、わらかへん。
庭には二間が面していたが、奥の小さい方の部屋は見せてはもらえなかった。
そちらは特別な部屋のようだ。
セコッ! などと思う不謹慎な私であった。
大きな座敷の方に上がるように言われ、見学者たちは部屋の両端に沿って2列に並べさせられた。
で、おもむろに説明が始まった。
↑
部屋の奥が客人が座る間であるらしく、
天井から仕切りが出ているが、
なんと天井自体も違いがあった。
↑
右側の方が奥の客人の位置に当たる天井。
左側が普通の天井。
客人は寝るとき、布団に横になって、この天井に目をとめて、
自分のスペースが特別なものであることを改めて知る……んだか何だか……。
天井を豪華にすることで、客人への敬意を表している……んだか何だか……。
ほんの2畳ほどのスペースなのに。
この天井の「贅」の具合が、とんとわからない私は
やはり、セコッ! ……と思うのであった。
↑
座敷から庭に面した縁。
一枚板でどーんとした縁であった。
こんな一枚板を縁にもってくるなんて、贅沢だなぁ!Σ(・ω・ノ)ノ!
(縁側の板に「贅」を感じる私って、いったい……?)
座敷を出て、今一度庭を眺め回す。
たくさんある庭石のうちのどれだかが、海に浮かんだ船を表している……と説明があったが、
どの石なのか、よくわからなかった。ヽ((◎д◎ ))ゝ
↑
これが船か?と思ったが、どうやら違うらしい。
↑
船でないとしたら、こりゃ、何だろ?
白い小砂利(?)に描かれたラインが波を表しているのだろうとは察せられる。
↑
結局、この庭の中で私が気に入ったのは、
庭の隅の方に植えられていたこの木だった。
名前を聞いたが、もう忘れちゃった。
珍しい木であった。
肝心な石庭はよく見ずに、
植木のことばかり尋ねる私にも
係りの人は丁寧に応じてくれた。
穏やかな笑顔で佇んでおられた係りの人の、
その目の奥に、
見終わったら、とっとと行かんかい。
次の回があるんやさかい!
遅れて来よって、最後までのろのろしとってからにっ!
けったいなやっちゃ!
猫に小判、豚に真珠や。
あんさんがこの庭園を見学するのは百年早いんじゃ!
ぼけ!
……ってな視線を感じ、すごすご庭園から退出。
外では母と姉が待ちくたびれていた。
みなさん、説明が終わったら、あっさりと引き上げていたのね。
↑
塀の上の瓦。
外に出ると、やや茶味のある乳白色の壁が続いていて、
実に静かな通り。
その奥へと行くとこんもりとした山があって、入り口に赤い鳥居が建っていた。∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
ここら辺は吉田神社であるはずだが、
はっきり吉田神社とは書いてない。(><;)
ここは吉田神社なのか? と迷っていると、
通りがかったおじさんが、
ここは吉田神社の裏参道なのだと教えてくれた。
“表参道”の方は、庶民がわんさか押し寄せるから、
こちらは身分の高い人用にあるのだ。
ここら辺は昔、身分の高い人の宿泊所がいっぱいあって、身分の高い人たちは早めに来て、宿泊して、
そして、この道から落ち着いて静かに参拝できたのだ。
……ってなことを教えてくれた。( ̄_ ̄ i)
とりあえず、
階段を上がっていってみる。
山の中腹で、所々道は枝分かれしていて、
あちこちにぽつぽつ神社があるのだが、
どれも吉田神社とは記されていない。(°Д°;≡°Д°;)
↑
こんなところも……
↑
こんなところも……
↑
こんなところも……
↑
こんなところも……(多分、これが吉田神社?)
わけがわからないまま、下りの道になり再びアスファルトの通りに出たら、
大きな赤い鳥居が建っていた。
やっぱりこの山に吉田神社があったのだ! とわかったのだった。(デモ、ドレガ?)
あれこれ神社があったので、私は煙に撒かれた気持ちのまま、帰途に着いたのだった。
注:
後日ネットで調べたら、吉田神社は「京の都を鎮護する神として貞観元年(859)創建された」歴史のある神社であったよ。∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
“見るもの”が見ないと、宝の持ち腐れだぁね。ここも猫が小判の見学をしたようなものだった。ヽ(;´ω`)ノ
参照:
吉田神社:http://www.geocities.jp/kyoto_yosidajinjya/top.htm
吉田神社:http://www5e.biglobe.ne.jp/~hidesan/urochoro-yoshida-jinjya.htm
さて、1泊だけの紅葉に遅れた晩秋の京都の旅、やっと終わる。
新幹線に乗り込むべく駅に向うと、
京都駅で、またびっくり!Σ(~∀~||;)
駅舎がなんとも近代的!
「駅舎」という言葉自体がもうそぐわない感じ。
平安時代だ、飛鳥時代だなんていう古い時空を旅してきた2日間が、いきなり吹っ飛ぶ駅であった。
これもまた、下手な鉄砲方式で、写真を取りまくった。
最後は、闇雲にシャッターを押し捲るばかりだったが、
ただ悪戯にシャッターを押しても、やはり駄目なのである。
デジカメになって、惜しげもなく、好きなだけシャッターを押せるようにはなったが、
少しでも、“ 自分が捉えた情景を写し取りたい!”と願掛けてシャッターを押さなければ駄目だ!
と強く確信した旅でもあった。
おしまい
(39へ)
たった1泊2日の旅行に40章も使ってしまった>.<
今年の目標、日記を短くまとめる!の達成は遠い……。
読んでくださった方々、晩秋の長~い1泊2日にお付き合いくださり、ありがとうございました。m(u_u)m
今回の1泊2日の京都旅行の訪問地
1日目:
仁和寺-龍安寺-広隆寺-渡月橋-天龍寺-(野宮神社・常寂光院・二尊院スルー)-祇王寺-(念仏寺スルー)-大覚寺-渡月橋ライトアップ-竹林の道ライトアップ
2日目:
北野天満宮-上七軒-東寺-重森三玲庭園美術館-吉田神社
ハード!@@
40重森三玲(しげもりみれい)庭園美術館
(老母と姉と私との、京都1泊3人旅のつづきです)
東寺(トウジ)が思いの外楽しくて、あれこれ見ていたら、時間があっという間に過ぎ、
重森三玲(シゲモリミレ)庭園美術館に予約していた時間(午後2時)に少し遅れてしまった。
タクシーの運転手さんさえ、その場所を知らない。
名前は聞いたことがあるらしいが、どこにあるのかはご存じない。((゚m゚;)
こちらも京都大学のすぐそばにあるらしいとしかわかっていないのだった。┐( ̄ヘ ̄)┌
いままでは個人の邸宅で公開されていなかったのだが、
つい最近公開されたらしい……
とても素敵な庭園らしい……
という噂をお友達から聞きつけた姉のリクエストでやってきた重森三玲邸。
それは京都大学のそばの、
吉田神社の“裏参門”(昔のセレブの人が、人込みを避けて落ち着いて上がれた山門らしい。by通りかかったおじさん談。)へ続く通りに存在していた。
塀の中へ入っていくと、さらに庭園を囲んだ塀があり、
開かれた門扉から枯山水らしき庭園が見える。
ひっそりとしたその門をくぐろうとすると、次の時間まで待つように注意書きが置いてあった。
庭園について説明する係りの人が、予約してある時間にきっちり始めているらしい。
ぼんやりと遅れてはせ参じた我々は、さてどうしようかと困ったが、
帰りの新幹線の時間もあることゆえ、
無理やり入り込んで様子を覗いてみた。
(↑門扉の向こうの石畳に、入庭を制限する注意書きがぴらり)
数人の見学者が座敷にあがり、静かに係りの人の説明に耳を傾けていた。
下手に声もかけられない雰囲気。∑(-x-;)
彼らの邪魔にならないように、庭の隅っこにコソコソッと入り込み、
座敷から漏れ聞こえてくる係員さんの説明に聞き耳を立てる。
「サクテイ」「ゾウエン」、そんな言葉が聞こえてくる。
「作庭」「造園」らしい。
どうやら重森三玲(シゲモリミレイ)とは人の名で、彼は屈指の作庭家だったらしい。
名だたる庭園を手がけているが、
この邸宅を買い受けて、自分の自由な庭を造ってみたらしい。
枯山水の常識を破った立体的な造り(?)がすごいらしい。
……なんだか、どうやらそんなことを説明いただいたような気がする。(^^ゞ
注:詳しくはネットをご参照あれ。
重森三玲:1896(明治27年)~1975(昭和50年)
ウィキペディア:重森三玲
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8D%E6%A3%AE%E4%B8%89%E7%8E%B2
重森三玲庭園美術館:http://www.est.hi-ho.ne.jp/shigemori/association-jp.html
日本庭園的生活:
http://japagarden.exblog.jp/tags/%E9%87%8D%E6%A3%AE%E4%B8%89%E7%8E%B2/
重森三玲略歴:http://www.est.hi-ho.ne.jp/shigemori/mirei_bio.html
で、とんと要領の得ないまま訪れ、庭を見回している私としては、
わけがわからないままに、味わってみる。
さほど広くもない庭に大きな石が独特な味わいを醸し出している。
大地から突き出ているようでもあり、
庭を海と見れば、海から突き出した岩のようにも見える。
石の感じはよいね。ふむふむ……ってなもんである。
三玲……なんだか美しげな名前だが、なんで「ミレイ」なんて名前なんだろう?……ってなもんである。
(注:「落ち穂拾い」「種まく人」で知られる画家、ミレーにあやかって付けた名前らしい。)
どんな顔した人なんだろう? ……ってなもんである。
説明する係り人も、こんなに厳粛な雰囲気を醸し出さなくてもよかろうに? ……ってなもんである。
かなり不謹慎な心持ちのまま、ぽよよ~んと庭に見入る。
で、とりあえず、手当たり次第に写真に撮ってみた。
下手な鉄砲数撃ちゃ当たるか? ……てなもんである。
う~ん。龍安寺の枯山水などと比べると、ずっと情熱的?
造形への意図が、挑戦的?よぅ、わらかへん。
庭には二間が面していたが、奥の小さい方の部屋は見せてはもらえなかった。
そちらは特別な部屋のようだ。
セコッ! などと思う不謹慎な私であった。
大きな座敷の方に上がるように言われ、見学者たちは部屋の両端に沿って2列に並べさせられた。
で、おもむろに説明が始まった。
↑
部屋の奥が客人が座る間であるらしく、
天井から仕切りが出ているが、
なんと天井自体も違いがあった。
↑
右側の方が奥の客人の位置に当たる天井。
左側が普通の天井。
客人は寝るとき、布団に横になって、この天井に目をとめて、
自分のスペースが特別なものであることを改めて知る……んだか何だか……。
天井を豪華にすることで、客人への敬意を表している……んだか何だか……。
ほんの2畳ほどのスペースなのに。
この天井の「贅」の具合が、とんとわからない私は
やはり、セコッ! ……と思うのであった。
↑
座敷から庭に面した縁。
一枚板でどーんとした縁であった。
こんな一枚板を縁にもってくるなんて、贅沢だなぁ!Σ(・ω・ノ)ノ!
(縁側の板に「贅」を感じる私って、いったい……?)
座敷を出て、今一度庭を眺め回す。
たくさんある庭石のうちのどれだかが、海に浮かんだ船を表している……と説明があったが、
どの石なのか、よくわからなかった。ヽ((◎д◎ ))ゝ
↑
これが船か?と思ったが、どうやら違うらしい。
↑
船でないとしたら、こりゃ、何だろ?
白い小砂利(?)に描かれたラインが波を表しているのだろうとは察せられる。
↑
結局、この庭の中で私が気に入ったのは、
庭の隅の方に植えられていたこの木だった。
名前を聞いたが、もう忘れちゃった。
珍しい木であった。
肝心な石庭はよく見ずに、
植木のことばかり尋ねる私にも
係りの人は丁寧に応じてくれた。
穏やかな笑顔で佇んでおられた係りの人の、
その目の奥に、
見終わったら、とっとと行かんかい。
次の回があるんやさかい!
遅れて来よって、最後までのろのろしとってからにっ!
けったいなやっちゃ!
猫に小判、豚に真珠や。
あんさんがこの庭園を見学するのは百年早いんじゃ!
ぼけ!
……ってな視線を感じ、すごすご庭園から退出。
外では母と姉が待ちくたびれていた。
みなさん、説明が終わったら、あっさりと引き上げていたのね。
↑
塀の上の瓦。
外に出ると、やや茶味のある乳白色の壁が続いていて、
実に静かな通り。
その奥へと行くとこんもりとした山があって、入り口に赤い鳥居が建っていた。∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
ここら辺は吉田神社であるはずだが、
はっきり吉田神社とは書いてない。(><;)
ここは吉田神社なのか? と迷っていると、
通りがかったおじさんが、
ここは吉田神社の裏参道なのだと教えてくれた。
“表参道”の方は、庶民がわんさか押し寄せるから、
こちらは身分の高い人用にあるのだ。
ここら辺は昔、身分の高い人の宿泊所がいっぱいあって、身分の高い人たちは早めに来て、宿泊して、
そして、この道から落ち着いて静かに参拝できたのだ。
……ってなことを教えてくれた。( ̄_ ̄ i)
とりあえず、
階段を上がっていってみる。
山の中腹で、所々道は枝分かれしていて、
あちこちにぽつぽつ神社があるのだが、
どれも吉田神社とは記されていない。(°Д°;≡°Д°;)
↑
こんなところも……
↑
こんなところも……
↑
こんなところも……
↑
こんなところも……(多分、これが吉田神社?)
わけがわからないまま、下りの道になり再びアスファルトの通りに出たら、
大きな赤い鳥居が建っていた。
やっぱりこの山に吉田神社があったのだ! とわかったのだった。(デモ、ドレガ?)
あれこれ神社があったので、私は煙に撒かれた気持ちのまま、帰途に着いたのだった。
注:
後日ネットで調べたら、吉田神社は「京の都を鎮護する神として貞観元年(859)創建された」歴史のある神社であったよ。∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
“見るもの”が見ないと、宝の持ち腐れだぁね。ここも猫が小判の見学をしたようなものだった。ヽ(;´ω`)ノ
参照:
吉田神社:http://www.geocities.jp/kyoto_yosidajinjya/top.htm
吉田神社:http://www5e.biglobe.ne.jp/~hidesan/urochoro-yoshida-jinjya.htm
さて、1泊だけの紅葉に遅れた晩秋の京都の旅、やっと終わる。
新幹線に乗り込むべく駅に向うと、
京都駅で、またびっくり!Σ(~∀~||;)
駅舎がなんとも近代的!
「駅舎」という言葉自体がもうそぐわない感じ。
平安時代だ、飛鳥時代だなんていう古い時空を旅してきた2日間が、いきなり吹っ飛ぶ駅であった。
これもまた、下手な鉄砲方式で、写真を取りまくった。
最後は、闇雲にシャッターを押し捲るばかりだったが、
ただ悪戯にシャッターを押しても、やはり駄目なのである。
デジカメになって、惜しげもなく、好きなだけシャッターを押せるようにはなったが、
少しでも、“ 自分が捉えた情景を写し取りたい!”と願掛けてシャッターを押さなければ駄目だ!
と強く確信した旅でもあった。
おしまい
(39へ)
たった1泊2日の旅行に40章も使ってしまった>.<
今年の目標、日記を短くまとめる!の達成は遠い……。
読んでくださった方々、晩秋の長~い1泊2日にお付き合いくださり、ありがとうございました。m(u_u)m
今回の1泊2日の京都旅行の訪問地
1日目:
仁和寺-龍安寺-広隆寺-渡月橋-天龍寺-(野宮神社・常寂光院・二尊院スルー)-祇王寺-(念仏寺スルー)-大覚寺-渡月橋ライトアップ-竹林の道ライトアップ
2日目:
北野天満宮-上七軒-東寺-重森三玲庭園美術館-吉田神社
ハード!@@