全盲の針灸師さんとの会話の続き。
前回((まちがった認識)でも、書きましたが、補足。
洋服で、色の組み合わせでオレンジと、緑の組合わせの話。
彼女の感覚だと、オレンジと緑の組み合わせが服でそれらの色をメインで着るのは、なぜおかしいと、思われるか、なかなか納得できなかった事。
人参は、オレンジ色で葉は、緑色。
組み合わせ的には、ありえる色なのに、それを洋服として着ると、妹さんに変だと言われた話。
妹さんは、全盲の姉に、ベースに白やベージュを選んで差し色にならOK。とアドバイス。
それが、納得できない彼女に、妹さんは、食べ物に例えた説明をして、姉を納得させた。
妹さんの姉への喩え話
とんかつ食べて、天ぷらは、くどいでしょ。
間に、豆腐とか、大根おろしとか、レタスとか、さっぱりしたもの食べたいでしょ。
(この時、妹さんは意識して白い食べ物を言っていると、思われる)
見た目も同じなの。
油っぽい食べ物の組み合わせを平気で食べれる人もいるけど、たいていは、胃がもたれる害がある。
はっきりした色の組み合わせも平気で着れる人もいるけど、まわりから、特別な個性を持っていると思われるから、芸能人や芸術家ならともかく、一般人だと、それなりのそういう視線を 消化するエネルギーがいる。
おねえちゃんは、家では、強いエネルギーを発するけど、外に出たら、やはり社会的に弱者だから、そういう色メインの組み合わせは、変だよ。
と、言う妹の説明で、納得したんだとか。
いい妹さんだ。
何年か出入りしてるが、妹さんに会えた事がない。
1度会ってみたい人だ。