ヌガロ~トゥルーズ~ | シャンソン・パリ・歌と音楽

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シャンソンは、フランス人にとっての普通のうた。皆が歌う、生活のにおいのする歌のこと。

ヌガロが出身地を思って作った曲、トウールーズ。ここは、ばら色の街と呼ばれます。土地で取れる石がピンク色なので、建物がピンクなのです。ただいまこの曲を生徒と練習中。特に高い音があるわけではないけれどけっこう表現力も必要です。彼にとっては懐かしい街なのでしょう。愛情をたっぷり感じる歌詞です。なのに・・・



石畳にみえかくれするガス管



そんな文章で、私はつっかえてしまいます。胸が。





あの9月11日アメリカの大騒ぎからきっちり10日後、この街では大爆発がありました。テロではなくて、結果的には、工場の爆発だったようですが、爆発力は相当で、被害は大きなものでした。長期間家に住めなくなった人、工場で亡くなった人・・・





石畳が壊れた様が連想されて、そのときのショックがよみがえります。ヌガロはその頃は生きていたので、街の援助のために歌いました。



また美しい街に戻ったのかも知れませんが、あの事件は、住民の心から消えることがないでしょう。