人類のるつぼ | シャンソン・パリ・歌と音楽

シャンソン・パリ・歌と音楽

シャンソンは、フランス人にとっての普通のうた。皆が歌う、生活のにおいのする歌のこと。

ニューヨークといえば、人類の坩堝、メルティングポット。実は、パリも、人類のるつぼなのだけれど、なんとなく、NYほどは、そういわれないような気がします。



今私が教えている音楽学校は、生徒のほとんどがフランス人社会人の方々。子供クラスもあります。こうして「フランス人生徒」とつい書いてしまうけれど、名前のリストを見ていると実にいろんな響きがあります。イタリア系、スペイン系、スラブ系、アフリカ系、アラブ系?あまりないのはドイツ系?実は私はユーロアジアン」という生徒さんもあります。アジアの雰囲気が全く顔に出ない人もいるので、いわれてびっくりします。里帰りにスペインの両親の元へ帰る、という人、いとこがフランス海外圏、という若い生徒もいます。



講師陣も負けてはいません。日本人は私ひとりですが、スペイン人の先生、ベルギー系の先生、ポーランド3世の先生。日本語ぺらぺらの日仏ハーフのピアノの先生もいらっしゃるのです。



NYほど世界的に話題にならなくとも、パリって面白い都市だと思うようになりました。パリにいながら、その気になれば、いろんな言葉や文化に出会えるところ。そして、それぞれのコミュニティに閉じこもることなく、交わっていけるところです。私は、次はフランス語以外のことばでうたいたいと、欲張ったことを思い始めました。そうして、イマジンのように、世界のどこでも、いろんな人種が仲良く暮らしていけるといいな・・・安易な考えだけれど、そう願います。