今年は暖かいと言いつつも、冬の訪れを感じ始める季節になりました。
私の宝塚人生の中で、大好きな作品の中の一つ。
作品も、音楽も、「従者」という役も、ひとつひとつがとても思い出深いのです。
学年的にも、新人公演が終わり、タレントになって初めての作品。
新人公演を、ソワソワしながら初めて客席から観た事も、覚えています^ ^…。
今回のお稽古中、曲を聞くだけで泣きそうになり、
「この場面、いつも花道から観ていたなぁ」と、昔を思い出す事がしばしばあり…、
一緒に踊っていた従者のみんなの顔が浮かんだり、あの頃の師匠のお顔が浮かんだり、たかこさんや花總さんの声が聞こえてきたり…。
ですが、今回のファントムは、
それはそれは素敵で、
望海さん、真彩さん率いる雪組の皆さんの歌声、作品への思い、エネルギーが物凄く伝わる作品になっていて…
何度も何度も胸が熱くなりました。
物語が何倍にも広がる新しい映像、一新された装置、新しい楽曲、新しく作られた素敵な振付の数々…
今、この作品に出る事が出来て本当に幸せだったなと心から思えるのは、
中村先生を始めとする沢山のスタッフの先生方の
大きく強い愛、
初演から14年経った今、こうして思いを繋いで下さっている雪組の皆さんのお力なのだと思います。
役代わり公演もあり、大変な事かと思いますが、皆様が怪我なく無事に千秋楽を迎えられます事を、心から祈ります。
さて、
ファントムが終わりましても、
大好きなお仕事に加え、とある舞台のステージングのお仕事、そしてまた新たなお仕事も加わり、年明け一月の終わりまで、走り抜けそうです。
全く実家にも帰れておらず(;_;)、クリスマスも年越しもお仕事となりそうな本年…
そろそろお休みが…(;_;)と思う今日この頃でありますが、2019年が明けるまで頑張りたいと思います!