始まる瞬間は、
気が気ではなくて、心臓がバクバクとして、、、
あんなに全責任を負ったことのない…
立ち上げから関わり、初めての卒業生を出す、大学の新コースの、初めての卒業公演の全てをプロデュースし、幕が開く前の、あの足がガクガクした時のような気持ちでした。
いえ、それを上回ったかもしれません。
温かい拍手に包まれ、40人の宝ジェンヌが初めて産声をあげる瞬間。
その瞬間に携わる事が出来ました事に、本当に感謝の気持ちを…
40人を見守るスタッフの方々、御家族の皆様…まだまだ沢山の方々のお気持ちを考えますと、更に胸に込み上げてくるものがあり…。
20年前の自分達との姿にも重なり、
あの時の両親の気持ちが想像出来たり…
同期生の事を思い出したり…
この1ヶ月のお稽古を思い出し…
更に胸が熱くなりました。
ですが、
何よりも、
雪組の皆さんが、
初舞台生達が、
これ以上、怪我なく、無事にパフォーマンスが終わりますように。
その思いだけでした。
まだまだ闘いは始まったばかりで、
千秋楽の幕が降りるまで、少しも気を抜く事はできません。
劇場にも、ラインダンスを観に何回か足を運んでおりますが、既に休演者も出ております…。
みんなで創り上げるもの。創り上げたもの。
1人でもかけてはいけない…。
どうか、どうか皆様にも見守って戴きたく…
宜しくお願い致します。