昨日、友人の結婚パーティーに行ってきたんですけど、
とっても!!!
何しろ美大卒のデザイナー同士のカップル。
衣裳から会場美術までこだわっていました。
学生時代からみんなが尊敬する、才能あふれる人たちだったんです。
面白かったのは、同僚の人たちが作ったビデオ。
テレビ制作もなさる方々なので、本格的なバラエティー番組のようでした。
ストーリーは…番組捜査隊が
家事を一切せずに家をちらかり放題にしている妻(新婦)がいると聞きつけ、
妻が見違えるように掃除と料理をすることをバックアップし、
帰宅した夫(新郎)を喜ばせようというもの。
(※夫は妻の家事嫌いをそこまで気にしていないようでしたが)
番組が妻が自宅にいるところを訪ねると
たしかにひどい散らかりよう…。
(番組用にわざと大げさにちらかしたのかと思うくらい…)
まず掃除の前に妻にあるVTRを見せました。
それは、あの掃除の達人、松居一代さん
松居さんがいつもテレビで言っている手作りの掃除用具、
「松居棒」を使って掃除し、幸せを呼ぶ部屋にしなさいとのお達し。
妻はいやいやながらも掃除し、なんとか片付いていきます。
すると今度は料理研究家が現われて
夫の好きな魚料理を作ることに。
アジをおろしたり、キンキを煮たり、何種類もの魚料理を作ったら、
突然、
妻がへた~っと床に座りだした…。
一言、疲れた、と。
私は彼女のこの自由な感じが昔から好きでした。
いつも自分に正直に、無理をしない。
だけどやるときはしっかりやる!
彼女のそんな姿が画面いっぱいに映っていて、
面白いけど、
でも、
なにか感慨深い…。
それでも料理はできあがりました。
そして夫が帰ってきて、
あまりに部屋がきれいなのに驚き、
またすばらしくおいしい手料理に感激するというハッピーエンドの結末
まだ続きがありました。
妻は、実はこの日の作業中、
番組スタッフから渡されたエプロンを着けていたのですが、
なんとこれ
「少しでも家事をするときに楽しい気持ちになれるように」と。
しかも、妻の似顔絵のアップリケは…
妻の友人や同僚、そして母親など、
みんなが「幸せになってね」とか
「少しは家事をやれよ」とかつぶやきながら針を入れる様子…。
本当に感動的でした。
ミスチルの「彩り」がBGMに入っていて、これまた感動的。
(「なんてことのない作業が~♪この世界を回り回って~♪」という歌)
すっごく良かったです。
会場でこのVTRを見た新婦は…
号泣。。。
でも家事はね、
二人いっしょに働いているんだもの。
二人の幸せを願おうと思います。